ホテルのような空間でゆったりと寛ぎながら 愛猫と共に暮らしやすさも叶えた住まい

江東区K様邸

Data
  • キッチン
  • トイレ
  • バスルーム
  • 洗面
  • その他
  • マンション
  • 築 年 数:22年
  • 構  造:SRC構造
  • 工  期:4ケ月
  • 工事面積:86m²
  • 工事費用:2685万円+家具430万

入居20年以上のマンションで、お子さまは皆独立され、ご夫婦と愛猫のための空間としてリフォームを検討されました。

仕事で海外のホテル暮らしも多々ある中、あと5~10年住み手放すことも踏まえながらのリフォームになりました。

地元の会社ということもあり、以前からご存知いただけていていたようでご相談いただきました。担当プランナーの親身で実用性を追求した提案力を気に入っていただきご依頼いただきました。

今回はリフォームだけでなく、インテリアとのトータルコーディネートのご提案もさせていただき、建材と家具や照明との調和も考慮しながら進めていきました。また、インテリア選びなどもご一緒させていただき、実際に見ながら選んだことで間違いのない納得のいく空間に仕上がりました。

◆Before・After
4LDKの間取りを3LDKに変更して、広々とした開放感のあるLDKが叶いました。今回のリフォームにあたってご要望された「ホテルライク」を随所に感じられるデザインをご提案。リフォームだけでなく、インテリアからトータルでコーディネートしたことにより統一感のある空間を実現させることができました。

LDK

石目柄のフローリングを採用したLDK。
天井は天然木突板装飾とし異素材でまとめました。構造上必要な梁で分断される天井ですが、天井装飾をすることで上質な空間を演出します。

リビングダイニング

照明はK様が海外のホテルで気に入ったラウンジを撮影した写真をもとに、イメージに合うものをご提案しました。木調の天井にぴったりでシックな雰囲気をもたらします。

キッチンとリビング

キッチンと和室が壁で仕切られていたスペースを壁を取り払い、広々とした開放感のあるワンルームにしました。L型のキッチンから対面型のペニンシュラキッチンにすることで、収納も増え、使い勝手の良いキッチンになりました。

リビングダイニング

壁クロスと同色系のメラミンパネルを腰壁に採用し、一緒に暮らす愛猫が爪とぎしにくいように工夫を施しました。見た目もしっくりと馴染み、石目柄の床とマッチします。

レストルーム

「住まいのどこかに本物の大理石を使用したい」というご要望を叶えたレストルーム。ルーマニア産ピンク系大理石を、手洗い造作カウンター壁面に採用して、ホテルライクなデザインへと仕上がりました。
グレー調の大理石柄床タイルとも調和がとれています。

エントランスからの玄関

玄関床から上がり框、廊下床まで同じビアンコカララ柄のタイルで仕上げました。建具スリットから、白いタイルへと光が差し込み、玄関収納下の間接照明も美しく、異空間な雰囲気をかもしだします。

玄関

住まい全体の建具は黒のつや消し素材のものを採用。反対に収納扉は白い鏡面仕上げとし全体に重くならないように工夫しています。モノトーンの空間ですが間接照明によりやわらかくまとまり仕上がりました。玄関収納はフロート設置することで抜け感を演出できます。

洗面室

海外のホテル暮らしが長いK様に合わせたデザインの洗面台。シースルーのバスルームのガラス扉は、さらに視線が先に抜けるので、まるでホテルのようです。

バスルーム

自動清掃機能、オーバーヘッドシャワー、肩湯など充実の仕様にて、
忙しい日常から、くつろぎへと導く空間となりました。

リフォーム前の課題

大きな間取りの変更はありませんでしたが、壁を取り払い、LDKを広くすること、壁付けのL字型キッチンから対面式のペニンシュラキッチンへの変更に伴い電気・ガス・水道などのインフラ系の位置変更がどの程度可能かどうかが課題でした。また、多種の仕上げ材を採用するために、トータルコーディネートもご確認を頂きながら微調整を重ね、最終仕様ご決定へと至りました。

ここを学べ!

イメージのすり合わせなど、細やかで丁寧な打ち合わせを心がけました。お話だけでなく図解はもちろん、テープを貼って実際の寸法を確認していただきました。また、今までの暮らしの中で不便に感じていた収納などは、壁の位置を少し変更することにより、使いやすく、無駄なスペースが生まれないよう工夫しながら造作しました。

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