開放的な広々LDKへ間取り変更リフォーム!タワーマンションの大開口部を活かせる照明も
豊島区東池袋 R様邸
- マンション
- 築 年 数:10 年
- 構 造:RCマンション
- 工 期:1.5ヶ月
- 工事面積:36.8㎡
- 工事費用:6.764万円
豊島区にて製造業を営むお施主様。事業が安定し、私生活面でもそろそろ落ち着くタイミングかと考えていた時、学生時代から住み慣れた池袋駅周辺で気に入ったマンションと出会い、購入を決めたそうです。築年数はまだ10年ほどで、ほとんど傷みはなかったのですが、ご自身のライフスタイルに合うように、キッチンやリビングを中心にリフォームしたいというご依頼でした。
工事の中心は、既存のリビング・ダイニング・キッチンと隣接している洋室の間取りを変更して、広く開放的なLDKへの改修です。フローリングは、床暖房の機能を活かすために、専用の上張り施工をさせていただきました。また、お料理好きなお施主様のご要望から、コンロとシンクが2列に分かれたセパレートタイプのキッチンをご提案。使いやすくて明るいキッチンに仕上がりました。
もう一点特徴的なのが、お施主様のご依頼で設えた造作デスクカウンター。広い窓面に合わせた、特別規格の大きなカウンター天板を使用したため、搬入経路も入念に計画して取り付け工事を行いました。ケーブルセッティング用の穴など、細かいリクエストにもお応えすることができました。
リフォーム前の課題
◆リフォーム前の課題
4.5帖の洋室の間仕切り壁をなくし、中央にあったキッチンを移動して、広いLDK空間を作ることが一番の課題でした。同時にモノづくりにこだわりのあるお施主様からは、室内壁面の凹凸や居室内境界部の設えについて、すっきりさせたいというご要望があり、既存の設備や建材では対応に限界がありました。お施主様のご意向をしっかりと理解した上で、造作によって課題をクリアさせていただきました。
ここを学べ!
学びのポイントは、照明とキッチン回り。まずは、コーブ照明(天井の間接照明)を取り入れつつ、狙った部分をピンポイントに照らせるグレアレスダウンライトをライティングレールに採用。窓への光の映り込みを抑えて、広い窓に美しい夜景が広がる高級ホテルのような演出を実現しました。キッチンは、奥行きが異なる収納部分を開き扉や可変棚収納を造作することで対応したり、変則的なレンジフードの取り付けなど、スタイリッシュにしたいというお施主様のご要望にお応えして臨機応変に対応しました。
◆Before・After
約19.8㎡(約12帖)だったLDKは、約36㎡に広がり、中央部にあったキッチンを窓側に寄せたことで、入り口から見ると居室空間全体がスッキリと見渡せるようになりました。当初はアイランド型にて検討していたキッチンは、セパレートタイプに変更してカウンターの幅をコンパクトにしました。大開口部には、造作の大型カウンターテーブルを設置。照明にもこだわり、時間に関わらず一日中理想的な照明が調整できるようになりました。