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2023/9/15

屋根のリフォームってどんなことするの?! 屋根の形は変えられるの?!費用は?!工期は?!

屋根は台風や大雨、雪などから大切な家、家族を守るための大切な部分です。

屋根のリフォームは屋根の強度を高めて雨漏り対策や屋根材変更など将来的なメンテナンスの手間を軽減したり、外観も変わって建物の雰囲気も変わったりとメンテナンス面においても意匠的にも効果的なリフォーム工事です。

また、一般的な塗装や葺き替えなどのリフォームだけでなく屋根の形状変更のリフォームも可能です。

屋根のリフォームとはどんなものなのか、何ができるのか、工法やおおよその相場観、注意点などいくつか紹介させていただきます!

1.屋根のリフォームとは?!

まず、一般的な屋根のリフォーム工事として以下の3種類の工法があります。

簡単に工法とメリット、デメリットを記載します。

① 塗装

② 葺き替え

③ 重ね葺き(カバー工法)

① 塗装

屋根材の痛みが少ない場合に屋根を洗浄し、屋根材に合った塗料を選び、屋根を塗装する工事です。

塗料の種類により費用が異なりますが、塗装の屋根リフォームは約30坪の家で40~80万円、工期(日数)は7日間~10日間

塗装で屋根の色を変えるだけで同じ家なのに違う家のように雰囲気が変えることができます!

メリット

塗装は、屋根リフォームの中でも、一番費用が抑えられる工事なので、出費を抑えることができます。

また、遮熱・断熱など、暑さを軽減してくれる特殊な機能をもった塗料などもあり、あなたの暮らしの不満を解決してくれる場合もあります!!

デメリット

コストだけで決定すると、1回の工事費用は安く抑えられます。しかし、塗り替えの頻度が増加し、結果総額が高くなることがあります。また、屋根材の上に塗装をするため、下地である屋根材の痛みがひどく大きな補修が必要な場合、塗装が不可能なことがあります。

リフォーム前に屋根の状態を調べてから決めることをお勧めいたします。

② 葺き替え

葺き替えは既存の屋根材を全て撤去して新しい屋根材を設置する工事です。

屋根下のルーフィング(防水シート)などの2次防水も一緒に新しく交換します。

屋根材にはスレート瓦(薄い板状の屋根材)、ガルバリウム鋼板、日本瓦があります。

撤去費用・処分費用・新しい屋根材の費用がかかり、費用も高くなります。

葺き替えの屋根リフォームは約30坪の家で60~200万円、工事の工期(日数)は6日間~8日間。

※ 費用は、足場など葺き替え以外も含めた全部の費用相場になります。

屋根リフォームの中で、一番大掛かりな工事のため、お金がかかるのですが、屋根を新品同様のピカピカにしてくれるので、雨漏りの不安からも解放されて、安心できる生活が送れるようにもなります。

メリット

葺き替えを行う場合、屋根材だけでなく下地となる木材や防水シートも交換するため、屋根材が長く保たれ、また軽量で性能の菅rた屋根材を選ぶことにより地震発生時の倒壊の危険性なども軽減することも可能です。

デメリット

屋根のリフォームとしては費用が一番高く、廃材処理費も発生します。

工事としては良いですが大きなお金がかかるため、慎重に決める必要があります。

また、工事単価も高くなりやすいので、優良業者を選ぶ必要があるリフォームとして慎重にお考えいただくことをお勧めいたします。

③ 重ね葺き(カバー工法)

重ね葺きとは、現状の屋根に対して、重ねるように屋根材を取り付けていく方法で、屋根材の上にさらに屋根材でフタをするため、カバー工法とも呼ばれます。

重ね葺きの屋根リフォームは約30坪の家で80~120万円、工事の工期(日数)は5日間~7日間。※ 費用は、足場など重ね葺き以外も含めた全部の費用相場になります。

メリット

重ね葺きは葺き替えよりも費用が安く、塗装よりも耐用年数が長いため定期的なメンテナンスコストを抑えることができます。

しかし、重ね葺きを行うには必要条件があります。

  • スレート屋根を使用し築20年以上経過していない
  • アスベストが含まれているスレート屋根を使用している

以前のスレート屋根にはアスベスト(石綿)が含まれていたため、この屋根材を葺き替えにてリフォームすると屋根材の撤去費用・処分費用で大きな金額が発生します。

その為、現状のアスベストを含んだスレート屋根を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねることで屋根リフォームを行います。

デメリット

屋根重量が重くなる。

金属屋根にすると雨音が大きくなる。

いずれは既存のスレート屋根材を撤去しなければならない。

石綿を含んだスレート屋根の上から重ね葺きをおこなったら、危険なものを屋根の上に残したままになってしまいます。

お子さまがいらっしゃる家庭などでは健康面からお勧めできる工法ではございません。

また、重ね葺きは下記条件の場合、行うことができません。

・雨漏りが複数個所発生している。

・既存の屋根材の劣化が激しい。(状態がよくない)

・屋根材の下地(木下地・防水シート)の劣化が激しい。

その場合、屋根下からの全体的な工事を行わないといけないため重ね葺きで対応する子はできません。

いかがでしたでしょうか?!

屋根のリフォームといっても屋根の現在の状態などでコストや工法が異なります。

ご自宅の屋根のリフォームには何が最適なのかお悩みでしたらお問い合わせだけでも是非とも

アールツーホームまでご連絡ください!!

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