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2024/6/15

床リフォームで失敗しないコツ!フローリングの色の選び方とは? 

こんにちは!
アールツーホーム白金高輪店です。
本日はフローリング選びについて取り上げていきます!

フローリングの張り替えを決めた時、次に問題になるのはその色選びです。 壁や天井、家具もセットで一から用意する新築と違い、リフォームの場合には、これらの要素は既に決まっていることが多いでしょう。

「せっかくだからこれまでとは違った雰囲気を出したい」
「周りとのバランスも考えると何色が正解?」
と頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな悩みを解決する、失敗しないフローリングの色選びのコツをご紹介します。

床の色を選ぶときに意識すべきポイントは?

床の色を選ぶときは、いくつかのポイントを意識することが大切です。なぜなら、床はインテリアカラーを決める際に重要になる“ベースカラー”にあたるため。部屋の大部分を占める色を意味するベースカラーは、インテリアの基調となります。

リフォームの床の色選びでは、以下の2点を意識するのがおすすめです。
・既存の住まいの雰囲気
・求めるお部屋の雰囲気

ポイントを押さえて、失敗のないカラーコーディネートをしていきましょう。

既存の住まいの雰囲気を確認しよう

フローリングの張替えリフォームの場合は、まず既存の住まいのカラーを意識しましょう。特に、木目のある家具や建具の色をチェックしてください。
・ドア
・窓枠
・巾木
・廻り縁
・テーブル
・戸棚
このようなパーツにどんな色が使われているかを確認してから、床の色との組み合わせを意識すると考えやすくなります。

求めるお部屋の雰囲気から考えよう

もうひとつ意識するとよいのは、どんな雰囲気のお部屋にしたいかです。床の色次第で、お部屋の雰囲気はがらりと変わります。

例えば
「明るい雰囲気がいい」
「落ち着けるお部屋にしたい」
「カフェのような内装にしたい」
など、過ごしたいお部屋をイメージしてみましょう。

「子どもの部屋は明るく」
「寝室はシックなイメージに」
というように、お部屋の用途からフローリングの色を決めるのもおすすめです。

床の色にはどんな種類がある?

フローリングの色味には、主に、ダーク色・ライト色・中間(ミディアム)色・白色の4つがあります。近年は、この4つに加え、グレー色も人気が高まっています。
はじめに、それぞれの効果や特徴を紹介します。

ダーク色

ダーク色のフローリングは、落ち着いた雰囲気を演出する効果があります。木の種類では、ウォールナットやマホガニー、ローズウッドなどがダーク色にあたります。濃い色の床のメリットは、高級感が出せる点です。
一方、ホコリが目立ちやすく、マメなお掃除が必要になる点がデメリットです。

おすすめのコーディネート例は、以下のようなインテリアです。
・ガラステーブルやレザーソファなどのモダンな家具
・艶のあるブラックやグレーのキッチン
・ヴィンテージ風のインテリア
大人っぽいシックな雰囲気にぴったりの床色です。

ライト色

ライト系のフローリングは、ナチュラルで明るい雰囲気のお部屋をつくります。木の種類では、パイン、メープルなどがライト色にあたります。淡い色の床のメリットは、ホコリや傷が目立ちにくいことです。
ただしグレードの低いものを選ぶと、安っぽく見えてしまうという欠点も。グレードの高いものや幅広のタイプを選ぶと、広がりのある上品な空間になりますよ。

おすすめのコーディネート例は、以下のようなインテリアです。
・ブラウンやベージュ色のソファ
・お子様のおもちゃなどのカラフルなアイテム
・北欧風の家具やカーテン

明るく軽やか、ナチュラルな雰囲気を演出する床の色です。

中間色(ミディアム)

中間色のフローリング材は、ぬくもりある落ち着いた雰囲気をつくる効果があります。木の種類では、オークやチーク、チェリーなどが中間色にあたります。木目のはっきりしたフローリングが多く、自然なあたたかみを感じられます。

無難なイメージがありますが、実はコーディネートが難しい色。上手にまとめればおしゃれな空間にできるものの、微妙に色味が違う中間色が1部屋の中にたくさんあると雑多な雰囲気になってしまいます。
そのため、家具やドアの色を統一するのがおすすめ。明るく落ち着いた雰囲気を演出してくれる床色です。 ホコリや傷は、比較的目立ちにくいでしょう。

おすすめのコーディネート例は、以下のようなインテリアです。
・木目のはっきりしたナチュラルな家具
・シンプルなホワイト調の家具

カフェのような、くつろぎ感と落ち着きのある空間に似合う床色です。

白色

ホワイト調のフローリングは、お部屋を明るく広々と見せる効果があります。外から日が入りにくいお部屋や、コンパクトなお部屋におすすめです。ナチュラルな雰囲気にもモダンな雰囲気にも合わせやすい点もメリットといえます。一方、傷や汚れが目立ちやすいことが欠点です。
おすすめのコーディネート例は、以下のようなインテリアです。
・黒やグレーのモダンなソファ
・明るい木目の天然目の家具
お部屋を広見えさせたいときや開放感をアップさせたいときにおすすめの床色です。

グレー色

グレー系の床は、洗練されたおしゃれな空間を演出します。モダンな家具やヴィンテージ調の家具と相性がよく、近年、選ぶ方が増えている床色です。木目がはっきり浮き出た柄も人気が高く、汚れや傷が目立ちにくい点も人気の理由です。

おすすめのコーディネート例は、以下のようなインテリアです。
・アイアン素材やエイジング加工されたインテリア
・レンガ調のアクセント壁

大人っぽく、シックで上品な雰囲気にしたい方から選ばれている床色です。

ダーク色の床に合う内装の組み合わせ

既存のお部屋にダークな床を合わせると、どんな雰囲気になるのでしょうか。 ドアなどの色との組み合わせを紹介します。

【ダーク色のフローリング+ダーク色のドア】

ダーク色のフローリング+ダーク色のドアの組み合わせはしっとりと落ち着いた雰囲気になり、濃い色の家具との相性も抜群です。

【ダーク色のフローリング+白色のドア】

ダーク色のフローリング+白色のドアの組み合わせでリフォームすれば、床の色が際立たちます。メリハリを効かせるために巾木を白にするのもおすすめです。

【ダーク色のフローリング+中間色のドア】

ダーク色のフローリング+中間色のドアの組み合わせは、和風と相性がいいので、和室と隣りあうリビングの床にもお勧めです。

ただし、ひとくちに茶色と言っても、赤系、黄系と様々な色味があります。ダーク色が加わることで雑多な雰囲気にならないよう、色選びの際にはドアと家具のカラーイメージを合わせておきましょう。

ライト色の床に合う内装の組み合わせ

続いて、ライトな色味の床を合わせた場合の組み合わせを紹介します。

【ライト色のフローリング+ライト色のドア】

ライト色のフローリング+ライト色のドアの組み合わせは、ナチュラルテイストのインテリアにぴったりです。大人気の北欧スタイルへのアレンジもとっても簡単。どんな家具にも合わせやすい、人気のカラーコーディネートです。

【ライト色のフローリング+白色のドア】

ライト色のフローリングは、様々な色のドアと相性がよく、いろいろなシーンで使えます。家具や照明の選び方によって、クラシックにもモダンにも変わります。

また淡い色は木目の強さでイメージが大きく変わります。個性的なインテリア作りがしたい時は、木目にこだわってみましょう。

【ライト色のフローリング+ダーク色のドア】

ライト色のフローリング+ダーク色のドアの組み合わせで、シャープでモダンなインテリアがつくれます。床が明るいので、ダークな色の家具を置いても部屋が暗くなることがありません。男性的なインテリアをつくりたい方におすすめの組み合わせです。

中間色の床に合う内装の組み合わせ

中間色の床を合わせた場合の組み合わせをご紹介します。

【中間色のフローリング+中間色のドア】

中間色のフローリング+中間色のドアの組み合わせでリフォームすると、統一感のあるお部屋になります。ただし中間色は幅が広いため、床、ドア、家具の色味を揃えると、部屋にまとまりが出ます。

【中間色のフローリング+白色のドア】

中間色のフローリング+白色のドアの組み合わせもおすすめです。壁も建具も白色であれば、木目のはっきりわかる中間色の床が似合います。ナチュラルで明るい雰囲気のお部屋になるでしょう。

お部屋別!オススメのフローリング色

お部屋の用途からフローリングの色を決めるのもおすすめです。もちろん家具や壁紙の色によって印象が変わりますが、参考にしてください。

■子供部屋

子供部屋にはどちらかといえば明るい色のフローリングがおすすめです。 カラフルな小物が多い子供部屋でも、明るい色の床ならよく似合います。例えばホワイト系の床などは学習机などの家具を後から配置しても違和感なく馴染み、床にゴミなどが落ちていてもすぐに気が付きます。

■キッチン

キッチンのフローリングの色選びで重要なのは全体のバランスです。というのもキッチン本体、冷蔵庫など他の空間より家具・家電の占めるスペースが多いため。家具・家電の色次第でおすすめの色が変わってきます。

例えば、人気の白色のシステムキッチンであれば、同じ白色のフローリングが違和感なく馴染みます。 もし、まだキッチン本体の色が決まっていないなら、どんな色でも合うようにベージュ系やライト系のフローリングを選ぶのはいかがでしょうか?

■玄関

玄関は人通りが多いことに加え、来客時に最初に見られる場所です。そのため汚れが目立ちにくいブラウンやダークブラウンの床がおすすめです。とはいえ、空間全体のバランスも大事なので、土間の部分に真っ白なタイルをお使いのご家庭では、ダークブラウンよりも少し明るいブラウンを選ぶなども良いでしょう。

まとめ

フローリングの色選びについて、意識すべき点や、おすすめの組み合わせなどをご紹介しました。リフォームでは、ドアや家具はそのまま残してフローリングだけ張替えるケースや、ドアや巾木も一緒に交換するケース、逆にドアだけ交換するケースもあります。

リフォームは全てが新しくなる新築とは違い、今ある色を上手にコーディネートすることが、完成度を高めるコツです。フローリングやドア選びの際には、必ず実物サンプルを用意してもらい、合わせながらじっくり選びましょう。

適材適所のフローリング材の選び方はもちろん、張替えと重ね張りはどっちがいいのか、 張る方向はどっち向きが正しいのかなど、フローリングリフォームの注意点は思いのほかございますので まずはお気軽にご相談ください!

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