- トイレリフォーム
トイレのリフォームで設置できる手洗い器の種類や工事費用の目安などを紹介
目次
「トイレのリフォームではどのような手洗い器が選べるの?」
「タンクレストイレにリフォームしたいけど、手洗い器はどうすればいいの?」
「手洗器の設置にかかる費用はどれくらい?」
トイレリフォームの際に、そうした疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
近年はタンクレスのトイレの需要増加に伴い、リフォームの際に新たに手洗い器を設置するケースが増えています。トイレ内に手洗い器を設置するには、その分のスペースが必要になりますが、手洗い器を採用すると多くのメリットが得られます。
本記事では、手洗い器を設置するメリットや手洗い器のタイプごとの特徴、設置にかかる費用などについて解説します。
トイレのリフォームで手洗い器を設置するメリット
トイレに手洗い器を設置することで得られるメリットは以下の3点です。
① 移動の手間が省ける
② 衛生的な生活ができる
③ おしゃれ空間が演出できる
それぞれ詳しく解説します。
洗面所に移動する手間が省ける
トイレリフォームの際にタンクレストイレや手洗い機能が付いていないトイレを選択すると、トイレ内で手洗いができないため、洗面所に移動して手を洗わなければなりません。しかし、トイレをリフォームして手洗い器を設置すると、汚れた手をすぐに洗うことができトイレ内ですべての作業を完結できます。
トイレ内に手洗い器があれば、トイレの拭き掃除などにも利用できるので便利です。そのほか、来客に洗面所を見られることがないのもメリットのひとつ。家族が入浴中に洗面所に入る必要もなくなります。
衛生的で感染症対策にも役立つ
トイレ内で手洗いができれば、用を足した後やトイレ掃除の後など、トイレを出るときに汚れた手でドアノブを触ることがなく、衛生的です。また、センサーで手を感知して水が出る自動水栓にするのもおすすめ。直接水栓に触れる必要がなく、より衛生的に使えます。
トイレは、さまざまな病気や感染症を引き起こす可能性のある空間です。菌やウィルスはトイレットペーパーを通過することはよく聞く話です。そのため、トイレに手洗い器を設置すれば、感染症対策にも役立ちます。
手洗い器を設置するだけでトイレがおしゃれ空間に
トイレをリフォームする際、壁紙や照明にこだわる人は多いと思いますが、合わせて手洗い器にもこだわるとよりおしゃれな空間を演出できます。
リフォームで設置可能な手洗い器はバリエーションも豊富。たとえば、収納スペース付きの手洗い器を採用すると、煩雑になりがちなトイレもスッキリ整理できます。カウンター付きの手洗い器なら、用を足す間のスマートフォンの一時置きにも使え、お気に入りの雑貨や小物をディスプレイして楽しむこともできます。
トイレは単純に用を足すためだけでなく、リラックスしたり考え事をしたりするという人も多いのでは。機能的でおしゃれなトイレになれば、居心地よく過ごせる空間になるでしょう。
トイレのリフォーム時に設置できる手洗い器
トイレのリフォームで設置できる独立型の手洗い器はメーカーも複数あり、バリエーションも豊富。トイレの広さやインテリアに合わせて選べます。
手洗い器には、主に以下の3種類がありますが、それぞれのタイプについてもう少し詳しく解説しましょう。
① 壁付けタイプ
② 置き型タイプ
③ キャビネット一体型
壁付けタイプ
壁付けタイプの手洗い器はトイレの壁面に取り付ける手洗い器で、コンパクトなサイズの手洗い器もあるので、比較的スペースの狭いトイレにおすすめです。
トイレの広さやドアの位置、トイレの向きなど設置したい場所に合わせてさまざまな種類から選べます。
置き型タイプ
置き型タイプは、壁付けのカウンターや洗面台の上に洗面ボウルを設置するタイプです。
洗面ボウルには、陶器製をはじめガラス製や金属製などさまざまな素材があり、また形のバリエーションも豊富なので、空間に合わせて自由にコーディネートできます。
キャビネット一体型
キャビネット一体型は、手洗い器そのものや手洗い器のついたカウンターの下などにキャビネット収納が付いているタイプです。
キャビネット部分に、予備のトイレットペーパーや掃除道具などを収納できるので、トイレ空間をすっきりきれいな状態に保ちやすくなります。
トイレリフォームで手洗い器を設置する際の工事費用目安
トイレのリフォームで手洗い器を設置するには以下の2つの方法があります。
① 元々あった手洗い器を交換する
② 新たに手洗い器を設置する
メーカーや選択する商品によっても価格は大きく変わりますが、それぞれのリフォーム費用の目安を下表にまとめました。
【手洗い器の費用目安】
新しい手洗い器に交換する場合 | 新たに手洗い器を設置する場合 | |
シンプル | 6~9万円 | 12~15万円 |
カウンター付き | 8~11万円 | 14~17万円 |
キャビネット付き | 10~13万円 | 16~19万円 |
上の表に記載した費用は、専門業者の工事費用も含まれています。
トイレに手洗い器を設置するリフォームはDIYでも可能か
トイレに手洗い器を設置する工事はDIYでも行えないことはありません。近年はYouTube動画やWebサイトでもやり方を調べることができるようになり、多くの人がDIYで水回りリフォームに挑戦しています。
ただし、DIYによる水回りリフォームは、メリットもあればデメリットもあります。ここでは、DIYでトイレに手洗い器を設置する際のメリットとデメリットを考えてみましょう。
DIYでトイレをリフォームする4つのメリット
DIYでトイレをリフォームし、手洗い器を設置するメリットは以下の4点です。
① 費用が安く済む
② 好きなタイミングでできる
③ 業者探しをしなくてもよい
④ 自分だけのオリジナルのトイレをつくれる
DIYのリフォームには材料費と工具必要ですが、工賃が不要なため費用が抑えられます。
また、好きなタイミングで工事できることも大きなメリットです。リフォーム会社に依頼した場合、発注者と業者のタイミングが合わなければ工事に取りかかれません。その点、DIYなら自分の都合だけを考えて工事を行えます。
信頼できる業者を探す手間も省け、職人が家に出入りすることもありません。自分の好きな素材や形の手洗い器を使ってDIYなら、オリジナルのトイレにリフォームすることも可能です。
DIYでトイレをリフォームする4つのデメリット
DIYでトイレをリフォームするデメリットは以下の4点です。
① 道具が必要
② 技術が必要
③ 工期が長くなる
④ 失敗する可能性がある
DIYで手洗い器を設置する場合は専用の道具が必要になります。また、高い技術も求められます。とくに水回りの工事はDIY初心者には難しく、失敗すると水漏れ事故につながるリスクも。
水回りの作業をしたことがない、あるいは不慣れな場合は、想像以上に時間がかかり、結果的に専門業者に依頼するよりも工期が長くなってしまうことも予想されます。
また、動画やWebで方法を学んだとしても、失敗する可能性は拭えません。万が一、水漏れを起こすと修理の費用がかかり、結局、専門業者に依頼した方がよかったと後悔することになってしまいます。専門知識や技術がない場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。
トイレのリフォームによくあるQ&A
トイレに手洗い器を設置する際にお客様からよくいただく質問をご紹介します。
Q:トイレの手洗い器はどこのメーカーがおすすめ?
「TOTO」「クリナップ」「LIXIL」「Panasonic」「ジャニス工業」などのトイレメーカーなら、トイレ用の手洗い器のバリエーションが豊富なため、好みの手洗い器を見つけやすいでしょう。
また、「サンワカンパニー」や「アイカ工業」といった住宅設備機器メーカーの手洗い器も人気で、カウンターやキャビネットと合わせて造作で設置することも可能です。
Q:どんなトイレでも手洗い器を取り付けできる?
トイレの間取りやスペース、給排水のタイプによって、手洗い器を設置できない場合があります。設置の可否は工事を依頼するリフォーム会社に判断してもらいましょう。
Q:手洗い器を別につけるのは大変?
トイレの間取りや給排水のタイプによって、設置できる手洗い器や工事内容が異なります。状況や選択する商品によっては、比較的簡単な工事で手洗い器を設置可能です。
トイレリフォームはR2ホームにおまかせ(まとめ)
本記事ではトイレのリフォームによる手洗い器の設置について解説しました。手洗い器の種類や設置メリット、設置にかかる工事費用などを理解していただけたでしょうか。
最近のトイレは、コンパクトでスタイリッシュなものも多く、節水機能はもちろん、暖房機能やノズル洗浄機能など、さまざまな機能を持ったものが登場しています。タンクレストイレの普及で、トイレ内に手洗い器を設置するケースも増えました。
手洗いを設置する際は、スペースに余裕はあるのか、無理なく動作できるのかを考えて手洗い器のサイズやタイプ、取り付け位置などを検討しましょう。
アールツーホームのトイレリフォームは、単に使いやすさだけでなく、いつまでもリラックスしてくつろげる空間にするためのプランニングを大切にしています。さまざまな手洗い器の中から、見た目も使い勝手にも満足できる我が家のトイレにぴったりの手洗い器をチョイスし、リフォームで家族全員が心地よく使えるトイレを叶えましょう。
アールツーホームでは、電話相談のほか、オンラインやLINEでの相談も可能です。プロのアドバイザーが丁寧にお答えしますので、東京23区内でトイレリフォームをお考えの方はお気軽にお問合せください。