• キッチン
2023/1/14

~キッチンを移動させてリフォームするメリットデメリット~

リフォーム計画のひとつでキッチンの場所を移動し、使い勝手や見た目をよくしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし、システムキッチンなどの移動/移設リフォームでは、配管や換気扇を繋いでいるダクトの場所移動や間取り変更をすること自体が不可能だったりすることもあるので、注意が必要です。

そこで今回は、キッチンの移動リフォームについて、注意点や概ねの費用をご紹介します!

 

■キッチン移動・移設リフォームの概算費用 

主なリフォーム内容 概算費用】

・既存キッチンの移動 2070万円 

・レイアウト変更 100〜200万円 (※キッチン本体の金額も含む) (壁付I型→対面型) 

・別フロアへの移動 90250万円 (1F→2Fの移動) 

【キッチンの移動に伴う費用内訳】 

「思っていたよりリフォーム費用が高い」と感じる方が多いかと思いますが、それは配管・配線・内装などの様々な工事が必要なためです。 

以下、それぞれの工事の平均費用を示しておきます。 

・キッチン解体・組立など 10万~15万 

・排水管・ダクト・ガス・電気工事など 1535万円 

(※別フロアへの移動の場合、追加で費用が必要。) 

・養生や廃材処分など 1050万円 

・内装工事(床や壁の補修など) 425万円 

「新しいキッチンが設置されるまで」 - ウィル空間デザインさんのシステムキッチン - イエナカ手帖

【キッチンの移動に伴う費用内訳】 

また、キッチン本体を交換する場合は、これらの金額に、新しいキッチンの購入費用が加わります。 

キッチン本体の金額は、採用するレイアウトやグレードなどによって異なります。 

 なお、上記の金額はあくまで概算金額のため、建物の構造や既存のキッチン状況などにより、施工費用や必要な工事内容が大きく異なる場合もあります。 

キッチンの場所移動を考える場合、建物の構造上の問題により、希望する位置にキッチンを移設できないケースがあります。 

このとき、特に移動を妨げる要因となりやすいのが排水管です。

排水管の設置では、水の流れを確保するために勾配をつける必要性がありますが、勾配をつけるには床下スペースに一定の高さがないといけません。 

マンションなどの集合住宅では、排水管を通す床下のスペースにそれほど余裕のない構造である場合もあります。 

そのような物件だと、キッチンの移動距離が長くなるほど勾配がつけづらいため、結果として移動が難しい可能性が高くなってしまうのです。 

 また、構造の問題以外にも、管理規約が定められたマンションでは、住人の好きなようにリフォームができないこともあるため、管理会社に確認が必要になります。 

 

■キッチンの位置をずらす/向きを変えるメリット 

キッチンの移動リフォームを行う方の中には、位置をちょっとだけずらす、向きだけを変える、といった施工を選択もございます。 

それぞれどのようなメリットがあるのか、注意点を含めてご説明します。 

【動線の改善】

キッチンの位置を少しずらすだけで、家事の動線が大きく改善されることがあります。 

毎日のように使用するキッチンを使い勝手の良い空間にすることは、快適な住まいを実現する上でも重要ですよね。 

 ただし、若干位置をずらすといった程度のリフォームでも、キッチンの場所移動にはそれなりの費用が発生します。 

費用面に不安を感じている方は、希望のリフォームが予算内で実施することができるのか、一度ご相談をしていただけると安心ですね。 

【キッチンスペースの模様替えが可能】

キッチンの向きを変えるだけで、キッチンの使い勝手や空間の印象が大きく変わることもあります。

キッチンの移動リフォームは、リビングにいる家族との会話がしやすくなったり、ダイニングとの行き来が容易になったりといったメリットがあるので、現在のキッチンの雰囲気や利便性に不満を感じている場合は、大々的な間取り変更等は行わずとも、向きの変更によって解消できるケースもあるでしょう。 

また、キッチンのリフォームでは、壁や床といった内装に関わる部分も一緒に施工も行われる場合がほとんどです。 

使う材料などによって、テイストを大きく変えることも可能なので、キッチン空間の雰囲気を一新したい方も、ぜひ検討してみると良いでしょう。 

【キッチンのレイアウトを変更する場合は広さに注意】

 キッチンの位置変更を行う際に、壁付型からアイランド型やペニンシュラ型などに変更するという方法もございます。 

キッチンからリビングが見渡せるような形になるので、お子さんの様子を見ながら料理・洗い物ができたり、会話を楽しむことができたりという魅力があります。 

 

ただし、アイランド型やペニンシュラ型は壁付型よりもスペースを要します。 

そのため、キッチン本体のサイズが同じ場合でも、通路の幅が狭くなったり、キッチンにスペースをとられて、リビングが狭まってしまったりするケースも多いので注意が必要です。 

キッチン 寸法 通路 - Kitchin

「いざ使ってみたら不便だった」というようなことのないよう、鳥観図(ななめ上からみた図面)やパースをみながら確認することも可能です。 

希望する施工内容や物件の状況などによって、そもそもの施工可否やリフォームにかかる費用が大きく異なります。 

希望する工事が予算内で実施できるのか、ご相談をしていただけると幸いです。 

些細なことでも気になることがありましたら、お気軽にご連絡ください!

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アールツーホーム白金高輪店

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