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リフォームでアイランドキッチンにできる?費用感やメリット・デメリットを解説!
こんにちは!
夏が終わり、少し肌寒く感じるようになりました。
季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。
無理をせずに身体を温めて過ごしてくださいね。
さて、今日は先月に続き、キッチンのお話をしていきたいと思います。
以前、キッチンのタイプというのをご紹介しましたが
こちらの記事はもう見ていただいていまでしょうか。
見ていない方がいらっしゃいましたら、下記にリンクを貼っていますので
まずはこちらからご覧いただければと思います。
>>カウンターキッチンのリフォーム費用の相場は?|事例をもとに解説
さて、キッチンのリフォームを検討する中で
やはり憧れがあるのが対面型のキッチンではないでしょうか。
リビングにいる家族とコミュニケーションを取りながら料理ができたり、家族や友人と一緒に
キッチンで作業ができたりと、キッチンが明るくなったようにも感じられるかと思います。
今回は、対面型のキッチンでも、アイランドキッチンについて詳しく解説していきますので
リフォームをご検討の際の、参考にしていただければと存じます。
アイランドキッチンとは?
アイランドキッチンとは、「アイランド=島」を表す言葉の通り、調理スペースやシンクが壁
に接することなく、島のように完全に独立しているタイプのキッチンのことをさします。対面
型のキッチンのひとつであり、おしゃれなデザインや開放感がある事、料理をしながら家族と
コミュニケーションを取りやすいことなどで、人気のキッチンです。
しかし、憧れだけでなく、キッチンの使い方や家族の過ごし方からも、キッチンの形を検討し
ていく必要がございます。
まずは、アイランドキッチンのメリットとデメリットを確認しましょう。
アイランドキッチンのメリット
・開放感がある
アイランドキッチンの最大のメリットは、キッチンの開放感です。
前にも横にも壁が無いことで、視界を遮るものがなく、広々としたキッチン空間になります。
また、キッチンの周囲を自由に移動することができるのも魅力の一つです。
・コミュニケーションがとりやすい
アイランドキッチンでは、キッチンとリビングに仕切りが無いので、キッチンから周囲を見渡
すことができます。例えば、リビングで宿題をしているお子さんからも目を離すことなく会話
をしながら調理を進める事ができたりと、キッチンで作業をしていても孤立感が無く家族との
時間を楽しむことができます。
・複数人で調理を楽しむことができる
最も複数人で調理をしやすいキッチンがアイランドキッチンになります。
前後左右にスペースがあるので、作業動線がよく、向かい合って調理をすることもできるので
正面からお子さんがお手伝いをするのにも最適です。また、大勢でパーティーなどをする際も
大人数で作業がしやすく、リビングとのコミュニケーションがとりやすことから、常に時間を
共有しながら、調理も食事も楽しむことができます。
・空間設計の自由度が高い
アイランドキッチンでは、ご家庭に合ったレイアウトをデザインしやすいのが特徴です。
キッチンの横にダイニングテーブルを設置し、一体化することで家族とのコミュニケーション
をより身近にしたり、カウンター部分を利用しリビングを広く活用することができます。
通常のキッチンに比べ、アイランドキッチンは奥行きが広く作業スペースとして広々と使うこ
とができるほか、バーカウンターのように、キッチンのカウンタースペースを活用することも
できます。配膳や片付け時の動線、リビング空間の演出など、それぞれのご家庭ならではのお
好みや個性を追求し、設計を楽しむことができます。
アイランドキッチンのデメリット
・広いスペースが必要
完全に壁から独立しているということは、その動線を確保するだけの空間が必要ということに
なります。そもそもそんなに大きいスペースがないという場合には、アイランドキッチンを設
置すること自体が難しいことや、リビング空間を狭めてしまうこともあります。
まずは、レイアウトを確認し、必要に応じて片側が壁付けとなるペニンシュラ型のキッチンを
検討するなどし、キッチンの動線を確保しましょう。
・散らかっていると目立ちやすくなる
リビングの中心に設置されているアイランドキッチンは、良くも悪くも目立ちやすいです。
来客時でも隠すことができない空間なので、少しの汚れが見えてしまえば、汚いといった印象
を持たせてしまうかもしれません。常に整理整頓を心掛けるほか、収納を充実させることも片
付けがしやすくなる方法の1つです。
・臭いや油煙がリビングに広がりやすい
壁付けのキッチンと違い、臭いや油煙を遮るものが無いため、リビングに広がりやすくなるの
もデメリットの一つです。特に、IHの場合は上昇気流が起きにくくなるので、キッチンから
まわりに広がりやすくなります。高性能かつ強力な換気扇を設置するなど、換気しやすい環境
づくりを考える必要があります。
・汚れが飛び散りやすい
こちらも臭いと同様、遮るものが無く、油や水のハネが周りに飛び散りやすくなります。
キッチン周辺の床などにも気を配り、日頃のお手入れをすることが大事です。
アイランドキッチンへリフォームする際の注意点
アイランドキッチンへリフォームする際の注意点をまとめております。
メリット、デメリットと合わせながら、検討の参考にしてください。
・アイランドキッチンへリフォームする際の費用について
【アイランドキッチンへの費用相場】
・対面キッチンからアイランドキッチンへリフォーム : 130万円~180万円
・壁付けキッチンからアイランドキッチンへのリフォーム : 200万円~
キッチンのリフォームを検討する際、アイランドキッチンは壁付けキッチンと比べ、費用が高
くなるのが特徴です。キッチンの周辺がすべてスペースとなるわけですから、壁付けのキッチ
ンとは違い、多くの面材が必要になります。また、壁付けのキッチンよりも奥行きが大きくな
るため、キッチンのサイズ感も大きくなっていきます。
キッチンのサイズやオプションにより価格は大きく変動していくため、予算を確認しながらオ
プション等を検討する必要があるでしょう。
また、キッチンの移動距離が遠い場合や、キッチンのリフォームに合わせて間取り変更をご検
討されている場合は、工事費用が大きくなる場合もございますので注意が必要です。
・配管やダクトの移動が可能かどうか
壁付けのキッチンからアイランドキッチンへリフォームをする場合、キッチンの位置が変わる
為、配管や排気ダクトを移動することができるが重要になります。特に、レンジフードが天井
に設置されるため、天井裏に排気ダクトの経路が確保できるかがアイランドキッチンへ変更で
きるかのカギとなってきます。
アイランドキッチンへのリフォームが可能かどうか、まずはプロへ現地調査を依頼し、確認を
してみるといいでしょう。
・必要なスペースの確保
上記でも触れましたが、アイランドキッチンはキッチンの周辺全てがスペースとなる為、より
大きな空間が必要となります。必要な通路幅を確保せず、キッチンを設置してしまった場合
開放感や動線といったアイランドキッチンの良さが失われてしまうかもしれません。キッチン
本体だけでなく、冷蔵庫や収納のスペースも併せて考慮し、ご自宅に合ったキッチンプランを
検討しましょう。
また、マンションの場合、よくあるのがLDKに隣接する部屋を取り込むリフォームです。
壁や仕切りを壊し、間取り変更をすることで、より広いLDKを確保することができます。
お客様のご自宅によって、できる工事できない工事が変わってきますので、こちらもプロへ
現地調査を依頼しましょう。
アイランドキッチンで検討するべき収納について
アイランドキッチンでは、キッチン背面の収納をはじめ、様々な収納方法を検討することがで
きます。キッチンの使い方や、ご自宅の形状、収納したいものの量などから、生活に合ったお
好みの収納プランを検討しましょう。
・背面収納
背面収納は名前の通り、キッチンで作業する際に背面にくる収納になります。
調理台からすぐの距離に収納があるので、出し入れがしやすく、調理中でも振り向くだけでほ
しいものを取り出すことができます。
キッチンの背面収納は、上置棚・中置棚・下台で構成され、組み合わせることで、お好みの収
納棚を作ることが可能です。また、上から下まで一体のトールパントリーやアクティブ収納と
合わせることでより大容量の収納を確保することができます。
カウンタータイプ
中段部分に収納を作らず、カウンターとして利用ができ
るので、調理家電を設置したり、作業スペースとして利
用したりと、よりキッチンを広く快適に作業することが
できます。
多機能タイプ
よく見るのが、コの字になっている背面収納です。
一部はカウンターになっており、調理時の補助スペース
として利用できるほか、食器を取り出しやすい収納と
なっております。
大容量タイプ
食器に限らず、多くのものを収納することができ、スッキリと見せることができる収納となり
ます。とにかく、収納量を優先したタイプの形になります。
背面収納を検討する際のポイント
扉選び
通路が狭いキッチンの場合、開き戸ではなく、引き戸や折り戸にすることで、扉を開けたまま
でも作業がしやすいスペースを確保することができます。また、扉をガラス素材にするのか
キッチンの面材と合わせてインテリアに合った収納にするのかなど、LDKの空間としての検討
も重要になります。
「隠す収納」と「見せる収納」
アイランドキッチンの場合、ダイニング側からキッチンの中が丸見えになります。最近では
見せる収納も多くなっており、どちらにするか迷う方も多いのではないでしょうか。
「隠す収納」の場合、生活感を見せないスッキリとした印象のキッチンになります。急な来客
にも慌てることなく、清潔感のあるキッチンに見せることができるので、片付けが苦手な方は
隠す収納がおすすめです。
「見せる収納」の場合、お気に入りの食器やキッチングッズを飾るような感覚で、収納をイン
テリアとして楽しむことができます。LDKと色や雰囲気を統一させることで、より一体感のあ
るおしゃれな空間を演出することができるので、インテリアにこだわりたいという方にお勧め
の収納になります。
・パントリー
キッチン周辺に配置され、「食品庫」として食器や食品のストックなどを収納することができ
ます。背面収納のように、システムの収納を配置するのではなく、造作により収納のための空
間を設けることできるので、より自分好みに大容量の収納を確保することができます。
クローゼットタイプ
収納内の通路分の面積を節約することができ、クローゼットのような感覚で、収納を利用する
ことができます。扉が大きく、上から下まで見渡すことができるので、中のものが見やすく
物の出し入れがしやすい収納になります。また、棚を可動棚にすることでより自分好みに使い
やすい収納棚を作ることができます。
個室タイプ
通路の分面積が大きいので、より大きなものを収納することができます。また、ダイニング側
からは見えることが無い空間になるので、扉を付けることなく、物の出し入れもしやすい収納
になります。こちらも可動棚にすることで、物を選ばす、収納をすることができます。
勝手口兼用タイプ
戸建ての場合、勝手口とパントリーを同じ空間に置くことで、買い物やごみ出しなどの動線を
よりスムーズに、大容量の収納を作ることができます。
・ダイニング側収納
キッチン周辺だけでなく、キッチン本体の収納も重要になります。キッチン収納には、調理側
だけでなく、ダイニング側にも収納があり、食器などを収納することができます。調理時に使
うものを入れてしまうと作業効率が悪くなってしまうため、ダイニングで使用するものを収納
しておくことがおすすめです。
アイランドキッチンの収納を考える際に、大事になるのは「使いやすさ」と「ダイニング側か
らの見え方」になります。
お好みのインテリアの雰囲気や生活のスタイルから、キッチン収納のタイプを検討しましょう。
最後に。
憧れのアイランドキッチンですが、まずは「リフォーム工事が可能か」が重要になります。
キッチンのリフォームをご検討される際は、どんなキッチンを置くことができるかをプロに
確認しましょう。
弊社では、無料にて現地調査とお見積の作成を行っております。
お客様の理想のキッチンとなりますよう、まずはお気軽にご相談ください。
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