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失敗しないリフォームに!リフォームイメージの伝え方
人生において、リフォームをする回数は多いものではありません。
せっかく費用や時間をかけてするリフォームですから
失敗してしまったと後悔が無いようしっかり準備を進めたい、、、
でも実際、リフォームを検討するうえで
「まずはなにから相談すればいいのか、、、」
「イメージをどのように伝えればいいのか、、、」
と不安に感じられる方も多いのではないでしょうか。
多くのお客様は初めてのリフォームに、期待や不安を感じながら
初回の打ち合わせを迎える事になるかと思います。
まずは、リフォームの相談時に、お客様のご要望をできるだけ担当者に
伝えることができるよう、打合せの準備やリフォームイメージの伝え方を紹介いたします。
しっかり準備をすることで、イメージ通りのリフォームとなりますよう
参考にしていただければと思います。
目次
・打合せ前の準備
・プランニングのポイント(水回り編)
・リフォームイメージの見つけ方
・まとめ
〇打ち合せ前の準備
我々リフォーム会社は初回の打ち合わせ時に
お客様の現状とご要望を知ることができるようヒアリングをしています。
つまり、このヒアリング時に、お客様が要望を伝えることができるよう
準備をしていただくことでより正確に情報を集めることができます。
この、要望のまとめ方、伝え方を詳しく解説していきますので
ぜひ参考にしていただければと存じます。
準備1 「 家族会議 」
リフォーム工事は、そこに住む全員に関わるものです。
途中でリフォームを反対されるご家族がいらっしゃると計画が頓挫して
せっかくの努力が水の泡になってしまうことも、、、
しっかりと家族全員で相談をし、リフォームへの考えをまとめていきましょう。
準備2 「 要望の整理 」
家族全員がリフォームに前向きになったところで、要望を整理していきましょう。
要望や希望を考える際、まずは漠然としたイメージで構いません。
「ホテルみたいなお風呂にしたい」
「広いリビングとプロジェクターで大画面の映画をみたい」
など、初めはできるだけ多くの要望を出すことが重要になります。
「かっこいい部屋がいい」「白が多い部屋がいい」「自然素材をたくさん使いたい」
など、デザインや色、素材と項目を限定せず、まずはたくさん挙げてみましょう。
今のお住まいの悩みを解消したいというご相談も一つのご要望です。
「寒い、暑い」「収納がすくない」「掃除がしづらい」
など、困っていることを整理してみましょう。
また、要望を合わせて考える必要があるのが、現状と未来についてです。
お子さんの成長や独立、ペットが増えるなど
今後を見据えて部屋の間取りや素材を考える事も重要となります。
「こんなのところに住みたい」
「今の家のこんなところに困っている」
「今後を見据えて今のうちにこうしておきたい」
など、まずは要望をできるだけ書き出してみましょう。
要望を出し切ったら、次に行うのが要望の整理になります。
整理する際に大事なのは、優先順位を決める事、ある程度の予算を決めておくことです。
一番に解消したい悩みや、どうしてもこだわりたい部分など
「これは絶対」と「これはできたら」を明確にしておくと良いでしょう。
また、欲しい機能や叶えたい要望について
予算とどちらを重要視するかも検討してみてください。
「費用を抑えるため、グレードを下げる」
「費用が上がってもどうしても叶えたい要望がある」
など、予算感を踏まえて検討することで、より優先順位を明確にすることができます。
まとまった要望は優先順位の高いものから、低いものまで担当者に伝えましょう。
できるだけ多くの情報を担当者に伝えることで、認識の違いを防ぐことができます。
準備3 「 イメージを伝える準備 」
担当者に自分のイメージを100%で伝えることが、
リフォームの失敗を防ぐ為には大変重要になります。
イメージの認識違いを防ぐ一番の方法は「画像」を用意することです。
お部屋のデザインや商品の色合いをはじめ
使用したい商品があればカタログにしるしをつけ
担当者に見せることで、より正確な情報を伝えることができます。
また、用意した画像は打合せ時に見せるだけでなく、担当者にメール等で送信しましょう。
担当者は画像を保存することで、いつでもイメージを確認することができるようになるので
イメージと違ったプランとなることを防ぐことができます。
基本的な打合せまでの流れはこのようになります。
いかがでしょうか。
「要望をまとめる」「イメージ画像を用意する」について、さらに詳しく
解説していきますので、まだまだ準備が足りないと不安が残る方は、ぜひ参考にしてください。
〇プランニングのポイント(水回り編)
上記でもお話した通り、リフォーム会社は打合せ時にお客様の情報を
できる限り引き出すために、ヒアリングを行います。
例えば、「お風呂を綺麗にしたい」というご要望があった場合
それを深く掘り下げ、肉付けし、要望をより明確にしていくためにヒアリングが重要になります。
そこで今回は、我々が普段、お客様にどのような質問をすることで
ご提案するプランを検討しているのか少しだけご紹介をさせていただきます。
ご要望のイメージの組み立て方や、打ち合せへの心構えとして
ぜひ参考にしていただければと思います。
▼お風呂リフォーム
・サイズの希望 ( 大きくしたい / 小さくしたい / シャワーだけでいい など )
・オプション機能 ( ジェットバス / 自動お掃除機能 / 衣類乾燥 など )
・収納量 ( カウンター広さ / 収納棚の大きさ / ボトルの数 など )
・バリアフリー対応 ( 手すり / ドアを引き戸に変更 など )
・家族構成 ( 浴槽の大きさ / 入浴時間の差 / 追炊きの必要性 など )
・好みのデザイン( 壁の色 / ホテルみたいな雰囲気 / 照明 など )
・困っていること ( 寒い / 収納が少ない など )
優先順位はお風呂のリフォームだけでもつけることができます。
お掃除のしやすさを優先するか、デザインを優先するか、くつろげる機能を優先するか
優先したい機能と予算ではどちらを重要視するかなど家族で話し合いながら
イメージや要望をまとめてみましょう。
▼キッチンリフォーム
・キッチンの形 ( 対面キッチン / 壁付けキッチン など )
・サイズの希望 ( キッチン広さ / カウンター高さ など )
・収納量 ( 食器の数 / 調理器具の数 / 吊り戸の有無 / 食品ストック など )
・必要機能 ( 食洗器 / 浄水器 / IH / グリル / オーブン など )
・好みのデザイン ( 天板 / 扉 / シンク / ステンレス / 人大 など )
・キッチン収納 ( キッチンに合わせる / 家具を置く / みせる収納 / 隠す収納 など )
・清掃性 ( レンジフード / シンク / 壁・床の素材 など )
・困っていること ( 掃除がしづらい / 屈むのがつらい など )
・理想のキッチン ( 明るい / 複数でパーティー / 会話がしやすい など )
キッチンのリフォームは、キッチンを最も使用する方の意見が大事になります。
毎日調理をする場所ですので、機能性や清掃性など、慎重に優先順位を検討していきましょう。
▼トイレリフォーム
・トイレの形 ( タンク付き / タンクレス / 収納付き など )
・手洗い ( タンク上の手洗い / 別で新しく作る など )
・アクセサリー ( 紙巻き器 / タオル掛け / ミラー など )
・機能性 ( 洗浄便座 / オート洗浄 / オート開閉 / 温風乾燥 など )
・天井、壁、床の素材 ( デザイン性 / 清掃性 / 機能性 など )
・バリアフリー対応 ( 手摺 / ドアを引き戸に変更 など )
・困っていること ( 掃除頻度を減らしたい / においが残る / 暗い など )
▼洗面所リフォーム
・サイズの希望 ( ボウルの大きさ / 深さ / 洗面台高さ など )
・素材 ( 陶器 / 人大 など )
・デザイン ( 規格品 / 造作 / ボウルのデザイン など )
・機能 ( 自動水栓 / タッチレスライト / コンセントの数 など )
・収納 ( 洗面台に合わせて作るか / タオルや洗剤の収納場所 / 収納量 など )
・使用用途 ( 犬のお風呂 / 洗濯物の着け置き / 洗髪 / お化粧 など )
・空間 ( 洗濯機の形 / ドアの形 / 照明の明るさ / 鍵の有無 など )
いかがでしょうか。
これらの項目を踏まえ、優先順位を見極めながら、プランを検討していきます。
部屋や部位ごとにより考えるべき内容は異なりますが
・リフォーム後の収納量
・コンセントが必要な場所、数
・家具、家電の配置
・ネットや電話線
などの細かい部分を検討していくことで、小さな後悔を無くすことができます。
しかし、これらの項目は必ずしもお客様にあらかじめ準備をしていただくものではなく
我々からお客様に質問をさせていただく項目でもあります。
あまり構え過ぎずに、まずは理想や希望を書き並べ、少しだけ優先事項を決めてみてください。お客様の要望に合った商品やプランの提案をしてくことが我々の仕事となりますので、ご安心ください。
また、整理をしていく中で優先順位を下げた項目も、必ず担当者に伝えましょう。
担当者は様々な情報をヒントとしています。
新たなご提案の参考になることもあるので、「できないかも」で優先順位を下げず
「やりたい」と思うことを優先に並べてみましょう。
〇リフォームイメージの探し方
水廻りのリフォームは、設備や機能から考える事ができるので
比較的に要望の検討がしやすく、イメージを伝えやすい箇所になります。
しかし、リビングなどは少しイメージを伝えにくくなっていきます。
特に空間の色遣いや雰囲気など、言葉では伝えきれないこだわりも多くなるのではないでしょうか。
そんな時は「画像」を用意し、イメージの違いを無くしていきましょう。
また、イメージはたくさん見ることで、自分の中の選択肢を増やすことができます。
少しでも気に入ったものは、とにかく保存していきましょう。
「イメージ」の見つけ方
ショールーム見学
どんな工事をするか決まっている場合は、ショールームの見学をお勧めします。
キッチンやお風呂などの設備をはじめ、天然木にこだわりたいなどのご要望でも
メーカーのショールームに商品を見に行くことができます。
カタログをもらい、気に入った商品にしるしをつけておくことで、担当者に希望の商品を
伝えることができ、お客様自身も実際の商品とイメージに相違が無いかを
確認することができるので、ショールームの見学はおすすめです。
リフォーム会社のホームページ
ホームページから会社の施工事例を見ることができ、イメージ通りの施工事例があれば
参考価格や使用されている商品などを確認することもできます。
また、好みに合ったリフォーム会社を探すうえで、施工事例を見ることは
一つの会社選びのポイントになるのでぜひ参考にしてみてください。
雑誌
ネットで調べるのは慣れていないという方には、雑誌がおすすめです。
リフォーム雑誌に限らず、ファッション雑誌から好みの雰囲気やカラーを見つけイメージを
することもできます。リフォームイメージの参考にしたいというものがあれば切り抜くなど
保存をし、打合せ時に担当に伝えてみましょう。
アプリの活用
【インスタグラム / Pinterest / ルームクリップ】
業者がのせる施工事例とは違いお客様の生活目線
のリフォーム事例をみることができます。
場所ごとに検索をしながら見ることができるほか
海外の投稿も多く見ることもできるので
よりリフォームイメージを広げやすくなるのでは
ないでしょうか。
投稿の中には、失敗した事例や使い勝手の良さを
説明する記事などもあるので参考にしてみてください。
【なぞってリフォーム】
壁紙やフローリングの交換などを検討されている際に、スマートフォンでお部屋の写真を撮る
だけで、その写真の中で壁紙やフローリングの色を変えることができるアプリになります。
お気に入りの家具などと一緒に写真を撮ることで、簡単にその家具に合った色合いを検討する
ことができます。また検討し、気に入ったものがあれば画像として保存しておくだけで担当者
に具体的なイメージを伝えることができます。
【ルームプランナー】
こちらは3Dで間取りや空間を組み立て、リフォームイメージを検討することができるアプリ
になります。リフォームをする上で、リフォーム後の間取りや家具の配置を検討することも
大変重要になります。難しい操作は必要なく、簡単に3Dの空間を組み立てることができ
空間の色遣いや家具の配置をイメージを画像として伝えることができます。
上記以外にも、お客様自身が撮った写真や、イメージをスケッチしたものでも問題ありません。
とにかくより具体的にイメージを伝える事ができるものを用意することが重要です。
一つに絞らなくても、気になるものをまずは保存し、相談時に担当者に伝えましょう。
〇まとめ
リフォームイメージをより具体的に担当者に伝える方法、まとめになります。
・しっかりと家族会議を行い、要望をまとめ優先順位をつけておく
まずは要望を整理しておくことです。担当者に伝える際に、お客様自身があいまいに
なってしまわないよう、リフォームをする目的とその要望をまとめておきましょう。
・イメージ写真を用意することで、プランナーとイメージのズレを無くす
打合せには時間も日数もかかるうえ、認識の齟齬は時間がもったいないので
できるだけ資料を用意しわかりやすく伝えるようにしましょう。
・できるかどうかわからないことも、まずはすべて伝えてみる
リフォームに関係の無さそうな話がリフォームのヒントになったりすることもあります。
まずは考えや希望をどんどん伝えることで、自分を知ってもらいましょう。
いかがでしたでしょうか。
弊社では、お客様のイメージをしっかりと確認するため
ヒアリングを第一に打ち合わせを行っております。
まずは、どんなお家に住みたいか、理想や希望をお聞かせください。
お待ちしております。
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