中古マンションを購入し、リフォームして入居したのは8年前のこと。何かとお金がかかるため、そのときのリフォームは最重要部分のみにとどめて、残りは徐々に直していこうという計画でした。
8年経って家族も増え、配管の詰まりもちょっと気になりだしたので、まずは洗面所を床下の配管工事を含めてリフォームすることに。せっかくなので既存のユニットではなく、自分たち好みのデザインを追求することにしました。
世界にふたつとない、我が家だけのオリジナルの洗面所に大満足しています。
タイル貼りとブルーのアクセント壁が印象的な洗面所
ランタン型の形とブルー&グレーの微妙な色合いが美しいデザインタイル「CORABEL(コラベル)」を前面にチョイス。
右側の壁にターコイズブルーをアクセントカラーとして使用。横長の鏡は2人並んで使える十分な大きさ。それに合わせて照明のダウンライトを2つにしました。
オリジナルだから使う人にぴったりの高さに
洗面台のカウンターは木目調に。リフォーム前よりも10cm高くしたので、使いやすくなりました。
深めの洗面ボウルで水の飛び跳ねを軽減。洗面台の下は収納を作らずスッキリ&コストダウン。大きめの収納カゴ3つがちょうどこの空間に入るそうです。
アンティーク調の蛇口と小棚
蛇口まわりは水垢が付きやすく掃除がたいへん。でも、このように壁に付けるタイプの蛇口ならその心配はありません。
アンティーク調の黒のシンプルなデザインがタイルともぴったり合っています。お揃いで小物が置ける棚も付けました。
照明のスイッチとコンセント
オリジナルのデザインにこだわった空間だから、ちょっとした小物も妥協したくはありません。
照明用スイッチには元は産業用に開発されたトグルスイッチを。カチッと上下する感触が新鮮です。コンセントも同じシルバーで揃えました。
ニッチスペースに取り付けた収納棚
もともとあったニッチスペース。以前は何もありませんでしたが、オープン収納として利用することにしました。
予算内に収めるために、壁の補強と棚受けレールのみをリフォームで設置。棚板は御主人がDIYで手作りしました。
リフォーム前の課題
予算の都合で後回しになっていた洗面所のリフォーム。洗面台が低くて鏡が小さく、使いづらさを感じていました。築30年を経過し、配管が詰まりやすくなっていたので、この機会に床下の配管も含めて、使いやすさとオリジナリティにもこだわってリフォームすることにしました。
ここを学べ!
既存の洗面ユニットに比べてオリジナルの洗面台はかなりコストがかかると思われがち。でもオリジナルは一から十まで全部自由に選べるから、実は工夫次第でコストダウンもやりやすいのです。既存のものでは物足りないと思う方は、ぜひご相談を。