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2023/1/22

【事例紹介】リフォームで壁面収納を作る!収納しやすさや費用はどれくらい?

こんにちは🐶

年末の大掃除を終えて、気持ちの良い新年を迎えることはできましたか。

1年で増えたもの、収納しきれていないもの。

「断捨離」をするのもいいですが、まずはお住まいの収納を見直してみませんか。

今回ご紹介するのは、「 壁面収納 」についてです

目次

・壁面収納とは

・壁面収納のメリット デメリット

・壁面収納の種類

・壁面収納 施工事例

・壁面収納リフォームの注意点

  壁面収納とは


壁面収納とは、天井から床までの空間を無駄なく有効活用できる、造り付けの収納をさします。壁さえあれば設置できるほか、お部屋の中でデッドスペースとなっている部分を壁面収納にすることで、家具を増やさずに収納容量を確保することができます。

また、お部屋全体のインテリアコーディネートができるのも特徴です。

  壁面収納のメリット・デメリット


[メリット]

・空間の有効活用

上記でも述べたように、デッドスペースに対してミリ単位で調整しながら収納を作ることができるので、家具を置いた時とは違い、限られた空間の中で、最大限の収納量を確保することができます。

梁や柱の関係で、規格品の収納を置くことができない場合でも、壁面収納でしたら、奥行きや幅、高さを調整しながら、収納設計をすることができます。

また、壁に面して収納があるので、タンスやチェストを置いた時に比べ、お部屋が広くスッキリと見えるのも壁面収納の特徴です。

・お掃除のしやすさ

家具を並べたときに比べ凸凹が少なく、掃除がしやすいのが特徴です。

また、床から天井まで隙間なく設置されていることで、埃が溜まってしまうことを防ぐことができ、手の届かない上部のお掃除が不要となります。

・デザイン性の高さ

ミリ単位での設計が可能なほか、「この家のこの部屋のためのインテリア」としての収納設計をすることができます。

最近では見せる収納も人気が高く、趣味を飾る棚として使用することもできるので、インテリアコーディネートにも活用できます。

それぞれの使い方に合った収納を、1から作ることができるので、納めたいもの飾りたいもの、お部屋の雰囲気からおしゃれにかつ機能的な収納を検討してみましょう。

・耐震性

壁面収納は壁に対して固定して設置されるため、他の家具に比べ、揺れに強いといった特徴があります。タンスのように倒れてくる心配がないため、寝室にも安心して取り入れることができます。

[デメリット]

・一度設置すると簡単に撤去ができない

家具を増やしたり減らしたりするのとは違い、壁面収納は簡単に撤去することができないのが特徴です。

そのため、計画段階にてデザイン性や使い勝手について、より慎重に検討していく必要があります。

部屋の空間の使い方や、扉開閉に伴うスペースの確保など、細かくシュミレーションをしながら、棚の数や高さ、配置を検討していきましょう。

・部屋の圧迫感

床から天井まで壁一面を収納にする場合、それに応じて床面積を確保する必要があります。

特に、奥行を広く確保したい場合は、より厚みのある壁面収納となってしまうため、狭いお部屋では、お部屋への圧迫感が出ないよう注意することが大事です。

壁面が少し見えるよう、余白を意識しながら計画をしていきましょう。

また、高さについても、使いやすい高さと奥行を意識することが大事です。

お部屋の雰囲気を損なわない、自然なインテリア収納になるよう色味も工夫しながら設計をしていきましょう。

  壁面収納の種類


・組み立てるだけのユニット家具(システム収納)

ネット通販や家具屋、ホームセンターなどで購入できる、ユニット家具です。

既成のボックスやパネルを組み合わせながら簡単に組み立てる事ができ、カラーや素材も多彩なのが特徴です。

最近では、マンション向けのサイズや微調整が可能な壁面収納など、ニーズに応じて様々な種類・アイテムがあり、オーダー家具よりも安く設置することができるので、簡単に壁面収納を取り入れることができます。

・家具屋にオーダー家具を依頼する

専用の家具工場にて職人によって作製されるので、サイズやカラーなどオリジナルデザインの家具を作ることができます。

アイデア次第で様々なデザインを採用することができる反面、費用は高額になる為、シュミレーションをしながら、必要なものを検討していきましょう。

また、完成までの期間が1か月から数か月を要することもあるということにも注意が必要です。

・大工さんが現場で施工する造作家具

造作家具とは、大工さんが現場で寸法を測りながら造る家具になります。

効率よくスピーディーに制作でき、オーダー家具に比べて費用を抑えながら、お部屋に合ったサイズの収納を設置することができます。

オーダー家具のような、複雑な細工やデザインには不向きですが、高さや幅に制限がある空間の中で最大限の収納量を確保することができます。

  壁面収納 施工事例


事例①  リビング収納

【大建工業】ミセル

費用:約40~50万円

自分好みにカスタマイズできる壁面収納なので、お部屋に圧迫感が出ないよう高さを調整しつつ設置することが可能。また、床から浮かせることで日々のお掃除も簡単に。

事例② 造作壁面収納

造作本棚収納

費用:約35万円~45万円

階段の梁のへこみに、造作本棚を作成し、空間を有効利用。無駄のないおしゃれな壁面収納です。

事例③ 洗面脱衣室

南海プライウッド ラクエル

費用:約30万円~40万円

洗濯→干す→取り込む→たたむ→しまう の一連の動作が行いやすい大きめのランドリー収納です。床に対して浮いているフロートタイプで設置されているのでお掃除もしやすく、整理整頓がしやすい洗面脱衣室になっています。

事例④ デスク付き 壁面収納

大建工業 ミセル

費用:約20万円~30万円

デスク付きの壁面収納は、必要に応じて棚の数量や大きさ、高さをカスタマイズすることができます。薄型なので圧迫感を与えず、リビングやダイニング、プライベートルームなど、様々な場所で設置がしやすい収納です。

リビングのインテリアとも合わせやすく、今ある空間を有効活用しながらワークスペースを確保することができます。

  壁面収納リフォームの注意点


①収納の目的を決めておく

一度設置すると容易に動かすことができないため、せっかく設置したのに収納として利用できないとなってしまうと、お部屋の障害物になってしまいます。

何を収納したいのかを明確にし、大きさや重さを把握してから収納を検討していきましょう。

②生活動線の確保

あくまで、壁面収納を設置する目的は収納を活用することです。

お部屋での行動を確認しながら、複数人が使用するスペースで、壁面収納が道を塞ぐことが無いよう検討しましょう。

また、動線の中で使い勝手のいい場所に収納を設置することができるよう、生活をよく思い出してみましょう。

③お部屋を圧迫しないように

上記でも紹介した通り、壁面収納を壁一面に設置するとお部屋に圧迫感が出てしまうことがあります。

壁や床が見えるよう余白を作りながら、お部屋のバランスを見て収納の大きさを検討していきましょう。

また、高さだけでなく奥行にも注意し、スッキリとしたおしゃれな収納となるよう、色味なども調整しましょう。

④見せる収納と隠す収納

扉が無い見せる収納は、物を取り出しやすく、インテリアとしておしゃれに飾りながら収納ができる反面、常に見える状態なので、日々片づけておく必要があります。

隠す収納は扉があるので中が見えない反面、扉の開閉スペースが必要であったり、扉の種類によっては圧迫感が出てしまったりと、それぞれメリットデメリットを把握し、検討することが重要です。

収納するもの、収納の設置場所を踏まえ、検討しましょう。

背面収納リフォームをご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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