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2022/8/13

外壁塗装は築何年目にするもの?ベストなタイミングと長持ちさせるポイント

こんにちは

この頃は、猛暑続きですね。

特に紫外線や豪雨が気になる季節!!

紫外線や豪雨といえば地球温暖化の影響もあってか年々強くなっている気がします。

そんな紫外線や豪雨から私たちを守ってくれている、建物の外壁について

「新築を建てられてから何年目に外壁塗装をしたら良いのか?」

「2回目の外壁塗装は何年周期でお手入れすればいいのか?」

とお考えの方も多いのではないでしょうか。

今回は、外壁リフォームのタイミングや長持ちのポイントを解説していきたいと思います。

□外壁材の種類とベストなメンテナンス時期

外壁材の種類耐久年数
窯業系サイディング7年
モルタル8年
ALC10年
タイル20年

※一般的な目安であり、製品により年数が異なることもございます。

※耐久年数が長くても、外部環境や劣化の進行具合により、周期に変化はあります。

□窯業系サイディング

窯業系サイディングは、コンクリートと繊維質を混ぜて形成され、元々の防水性能が無いため、塗装により防水性能を持たせています。

この防水性能が切れてしまう前のメンテナンスの目安が7年とされています。

また、もう一点劣化が気になるのが、サイディングとサイディングの間の溝に埋め込まれた、シーリング材(シール材)です。

新築時はやわらかいシーリング材も、時の経過とともに硬化が進みます。

それにより、サイディングとの密着がなくなり、隙間から雨水が侵入してしまいます。

防水性能が落ちると建物の劣化に繋がる為、定期的なメンテナンスが重要です。

□モルタル

モルタルは湿式工法と呼ばれる、モルタル材を水で混ぜ、何層にも分けて塗っていく手の込んだ外壁材です。

築30年以上の建物には、このモルタルが使われていることが多くなります。

モルタルの場合、塗膜に模様を作り、凸凹感を表現するため、凹の部分の塗膜が薄くなってしまうのが特徴です。

塗膜が薄いということは、短い期間で撥水効果が切れてしまうということです。

撥水効果が切れると、雨水が浸透しやすくなり、建物の劣化を早めてしまうため、効果が切れる前に、メンテナンスを行うことが大事です。

また、モルタルの劣化を見抜くポイントは「ひび割れ」です。

ひび割れが確認できた際には、そのまま塗装を行うではなく、ひびの原因を調査・処置することをお勧めいたします。

□ALC

和名で軽量気泡コンクリートと呼ばれ、鉄骨の建物はこの外壁材がほとんどです。

材料はケイ石・生石灰・コンクリートと気泡で形成され、窯業系サイディングと同じく、塗装により防水性能を持たせています。

また、パネルとパネルの間には、シーリング材も埋め込まれており、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。

ALCの劣化を見抜くポイントは「白い粉」です。

外壁の金物枠に白い粉がついている、手で触ると白い粉が付くといった場合は注意が必要です。

これは、雨水が主材の生石灰を溶かすことで起きるため、既にALCの内部に雨水が入ってしまっている可能性が高い状態になります。

確認できた際には、早めのメンテナンスをお勧めいたします。

□タイル

タイル外壁は建てる時にメンテナンス周期が長い事で選ばれる方が多いです。

通常劣化だけを見れば、周期は他の外壁材の2倍ですが、メンテナンスも少し大変な外壁材です。

塗料が特殊なだけでなく、検査や下地処理も特殊なため、目安周期よりも早めのメンテナンスをお勧めいたします。

□塗料の種類とベストなメンテナンス時期

外壁塗料の種類耐久年数
ウレタン系7年
シリコン系10年
ラジカル系13年
フッ素系15年
無機系15年

※塗料製品、各グレードにより、耐久年数は異なります。

2回目のメンテナンス時期を考えるうえで、重要になるのが前回使用した塗料の種類です。

使用した塗料によって、次のメンテナンス時期の目安がわかります。

しかし、外壁の形状や環境は建物によって違い、必要なメンテナンス時期は異なります。

それを見極めるポイントが劣化状態の確認です。

上記で紹介した、ひび割れ・チョーキング以外にも、色あせ・塗膜の剥がれ・サビ・カビや苔の発生などが見られた際には、メンテナンスの検討をお勧めします。

メンテナンスを怠れば、外壁材の崩落や、外壁材下地の腐食、鉄部が錆びて外壁材が爆裂する危険性に繋がります。

そうなると大掛かりな工事になり外壁自体を張り替えや、サイディングを上から張る(カバー工法)必要があり、どれも出費が嵩む結果となってしまいます。

大きな工事が必要になる前に定期的なチェックやメンテナンスを行い、建物を資産を守りましょう。

ご心配やご相談がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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