- 収納リフォーム
2015/8/11
造り付け家具で、 おしゃれに地震対策!
3.11の震災以来、各地で地震が頻発し続け、
さらなる大地震が起こる確率が高まったと言われています。
直下型だった阪神・淡路大震災の場合、家屋の倒壊は免れても、
家具の下敷きになる被害が多く出ました。
特に、くつろぎの場や寝る部屋には、背の高い置き家具を置くことが不安の種に。
その点、家具を造り付けにすれば倒れてくることはありません。
収納扉に耐震ラッチなどを付ければ、より安全性が向上します。
また、インテリアにデザイン的な統一感を生み出せるのも、造り付け家具のよいところ。
狭い部屋なら、扉は装飾の少ない面材にして、壁と近い色合いとし、
把手なども目立たないものにしておくと圧迫感が抑えられます。
サイドボードなどの棚は、高さによって部屋の広さの感覚や見え方が大きく違ってきます。
このように、空間のデザインと密接に関係する造り付け家具。
設計者にトータルにデザインしてもらったり、
専門業者に設計中から関わってもらえば、
より洗練された空間を手に入れることができるでしょう。
記事監修:インテリアコーディネーター 大貫愛