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【キッチンワークトップ素材対決 人工大理石VS人造大理石 Part.1】
こんにちは! 東京でリフォーム専門店を展開しているR2ホーム(アールツーホーム)です。
前回、キッチンの天板(ワークトップ)は、それ単体で交換できることをお伝えいたしました。今回は素材について考えてみたいと思います。
天板のカタログやホームページをご覧になっていて「人工大理石」「人造大理石」という2つの表記を目にしたことがある方は多いと思います。両方とも「人大(じんだい)」と呼ばれますが、実はかなり違いがあるんです。
その違いは、「天然石が入っているかいないか」です。
これによって価格や耐久性、施工性、見た目などに違いが出てくるのです。
今回は人工大理石に絞ってご紹介いたします。
<人工大理石とは>
大理石に似せてはいるものの100%人工素材で、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分としています。キッチンや洗面台、浴槽などに広く使用されていて、代表的な商品はデュポンの「コーリアンⓇ」です。
次にメリットとデメリットについて見てみましょう。
▼メリット
・色や柄を選べる
近年はキッチンも家具の1つという考えから、全体的な統一感を重視される方も多いです。色や柄が豊富なので、インテリアやお部屋の雰囲気に合わせて天板を選ぶことが可能です。
・コスパがいい
天然大理石や人造大理石よりもコストを抑えられます。
▼デメリット
・熱に弱い
熱いフライパンや鍋などはそのまま置かず、鍋敷きを使うのが一般的です。
・シミによる変色
醤油や油など、液体をこぼすとシミになりやすいです。ただ24時間以内に拭き取ればシミを防げるといわれています。
・黄ばむ
時間の経過とともに少し黄ばむことがあります。特に白をご検討中の方は、そのあたりも考慮しておかれることをオススメします。
次回は人造大理石についてご紹介いたします!
※画像はコーリアンⓇのホームページより引用