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2020/6/25

【知ってて損はないリフォーム用語集 「アウトセット引戸」】

こんにちは! 東京でリフォーム専門店を展開しているR2ホーム(アールツーホーム)です。

リフォーム業界では普通に使っていても、一般の方にとってはあまり馴染みがない。そんな用語をご紹介しているこのシリーズ。今回は「アウトセット引戸」についてお伝えします!

一般的に普及している引き戸は「片引き戸(かたひきど)」といい、戸を引いたとき、壁の一部として納まるようになっています。それに対しアウトセット引戸は、壁に沿うようにスライドします。

このアウトセット引戸にすると、どんなメリットがあるのでしょうか。

 ① 最低限の開口で引き戸にできる
開くタイプの扉から引き戸に変える場合、壁の一部を壊して戸の収納部分をつらなくてはなりません。それに対し、アウトセット引戸は壁をけずって戸の収納部をつくる必要がないので施工も簡単です。もし両サイドに柱があったり、壁があったりしても、どちらかの壁外に扉を引き込むスペースさえあれば、最小限の開口で引き戸にすることができます。

② レールがないから掃除も楽
アウトセット引戸は上から吊っているため、床にレールが必要ありません。掃除が楽ですし、バリアフリーを後押しします。
※施工の状況により床にレールをつける場合もあります。

③ 音が静か
通常、下にレールのある引き戸は動かすとゴロゴロと音がしやすいですが、アウトセット引戸は基本上吊式なので比較的音が静かです。

反対にアウトセット引戸のデメリットは戸と壁の間にすき間が空くので密閉度が低いことです。そのため室温や音、ニオイが漏れやすくなります。また扉が壁より出ているため、引き込むところに物を置くとぶつかるので要注意です。

いかがでしたでしょうか。戸を決める際は、ぜひメリットとデメリットを考慮したうえで検討されることをオススメします!

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※画像はLIXILのホームページより引用

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