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2024/6/13

キッチンリフォームは後悔しやすい?よくある失敗例と対策を解説

こんにちは! 東京でリフォーム専門店を展開しているR2ホームアールツーホーム)です。

普段の調理で使うキッチンは、家のなかで特にこだわりたいところ。キッチンをリフォームして、もっと快適に使えるようにしたいと思う方も多いでしょう。

しかし、いざキッチンをリフォームしてみると、お金をかけたにもかかわらずイメージと違う、思ったよりお手入れが面倒、作業がしにくいなど、後悔することも。そこで本記事では、キッチンリフォームでよくある失敗例や、後悔しないための対策をお伝えしていきます。

キッチンリフォームの失敗例7つ

後悔しないキッチンリフォームのためには、よくある失敗例を事前に把握しておくことが大切です。次に代表的な失敗例を7つ紹介しますので、キッチンリフォームをお考えの際は、ぜひチェックしてください。

1.お手入れや掃除が大変になった

キッチンの色や素材選びに失敗すると、キッチンの汚れが目立つ、シミや傷がつきやすい、頻繁に掃除をしなければいけないといったことになります。お手入れや掃除の負担を軽くしたいとリフォームしたのに、かえって掃除回数が増えたり、頻繁なお手入れが必要になったりしては本末転倒です。

キッチンをきれいに保ちたいなら、できるだけ汚れが目立たない色を選ぶ、お手入れのしやすさを優先させたいなら、汚れが付きにくく掃除しやすい素材や機能を搭載したものを選びましょう。

2. 生活感が出てしまう

仕切りのないオープンキッチンは、腰壁をなくすことで開放的な空間にできる一方で、手元や調理器具がダイニングやリビングから丸見えになってしまいます。特に来客時は、生活感を隠すのに大変という声もあるようです。

おしゃれできれいなオープンキッチンを保つには、普段からこまめに片付けや掃除をすることが必要です。あこがれだけで選ぶのではなく、事前にマイナス面も知った上で選びましょう。

3.動線が悪くなり作業しにくくなった

冷蔵庫やパントリーがキッチンの作業スペースから離れていたり、調理器具の収納場所が使う場所から離れていたりして、調理中に何度もキッチンの端から端まで往復しなければならないとなるとストレスが生じます。

キッチンの使い勝手は、調理中の動線をいかに短くスムーズにできるかが決め手になります。キッチンでどんな動き方をするのかを考えてから冷蔵庫や収納の配置を考えましょう

4.リビングが狭くなった

たとえば、キッチンリフォームで人気のあるカウンターキッチン。作業スペースが広く、配膳や片付けがしやすいことが特長ですが、壁付けキッチンよりも広い面積が必要になります。

プランニングの際に面積を確保しておかないと、壁付けキッチンからカウンターキッチンにリフォームした場合、リビング・ダイニングが狭くなる恐れがあります。

5.リビングに煙やにおいが広がる

リビングやダイニングと一体になったオープンキッチンの場合、煙やにおいがどうしてもリビング側に流れやすくなります。調理中だけでなく、カーテンやソファなどへのにおい移りも気になるでしょう。

効率的に換気ができるよう、窓や勝手口の位置を工夫したり、高性能な換気設備を設けたりするなどの対策も合わせて検討しましょう。

6.キッチンとリビングの統一感がなくなった

リビングのインテリアを考慮せずにキッチンのデザインを決めてしまったために、LDK全体の統一感がなくなり後悔することがあります。

リビング全体のインテリアに合わせてキッチンを選ぶほか、予算があれば、リフォームするキッチンに合わせて、リビングの内装リフォームも同時に行うと、より統一感のある空間にコーディネートできるでしょう。

7.高さが合わない

キッチンのワークトップは高すぎても低すぎても使いにくく、高さの合わないキッチンで調理し続けると、首や腰を痛めてしまうこともあり危険です。

身長から最適なキッチンの高さを割り出す方法としては[身長(cm)÷ 2 + 5cm]の計算式がよく知られています。キッチンの標準的な高さは85㎝ですが、ほとんどのキッチンで高さを変えることができます。一番よく使う人の身長に合わせて選びましょう。

キッチンリフォームで後悔しないための対策4つ

キッチンリフォームで後悔しないために、事前の対策が必要です。次に紹介する対策4つを心がけましょう。

1.キッチンリフォームの目的と優先順位を確認する

キッチンリフォームをする際は、現状のキッチンでの不便な点や悩みなどを洗い出し、どう改善したいかを考えることからはじめましょう。

「アイランドキッチンにしたい」「食洗機は必要」「レンジフードは自動洗浄付きのものを」など、これだけは譲れないという希望は優先順位を高くします。リフォーム業者にその内容を伝えることで、希望に沿う提案が受けられ、満足度の高いキッチンリフォームを実現できるでしょう。

2.リフォーム後の使い方を具体的にイメージする

リフォームの際は、新しいキッチンの使い勝手を具体的にイメージしながら計画することが大切です。こうすることで、自分に向いているタイプ、合わないタイプが見えてきます。

また、家電の大きさや配置場所、普段の家事スタイル、お手入れの頻度などを具体的に想定して計画すれば、必要なスペースや機能もわかります。自分が描くリフォーム後の理想のライフスタイルを実現するためにもこの作業は欠かせません。

3.ショールームで実物を確認する

ショールームでキッチンに立ち、実際に調理・配膳・片付けをするときを想像すると、気が付くことがたくさんあるはず。作業スペースやキッチンの高さの寸法なども確認し、問題なく調理ができるか考えましょう。

自宅の間取り図などがあれば持参して比べると、よりイメージしやすいでしょう。また、ホームページやカタログではわからなかったキッチンの機能やオプション設備の説明をスタッフから直接受けたり、選んだ項目で見積もりを作成してもらえたりも可能です。

4.キッチンリフォームの実績が多い業者を選ぶ

後悔しないキッチンリフォームを実現できるかどうかを、大きく左右するのがリフォーム業者選びです。優良なリフォーム業者かどうか、社歴やこれまでの実績、アフターサービス・保証制度の有無などをホームページで確認することが大事です。リフォーム業者によっては工事が完了した物件を見学させてもらえることもあります。

また、消費者が安心してリフォーム会社を選べるよう、平成26年に国土交通省が「住宅リフォーム事業者団体登録制度(※1)」を創設しました。この事業者団体に加入できるのは、必要な要件を満たすリフォーム会社だけであるため、加入事業者であることは、リフォーム工事を安心して依頼できる業者と判断できる材料になり得ます。

一方で、訪問営業のリフォーム業者には注意が必要です。訪問販売によるリフォーム工事のトラブルに関する相談(※2)が増加しており、国民生活センターによると、2022年度の相談件数は10,076件も。「今なら安くなると契約を急かされた」「施工後の請求が見積額と違う」といった相談が寄せられています。このような業者は、顧客から不当に高い代金を受け取った直後に、店をたたみ、姿を消す恐れがあります。

こうした事態を避けるために、前述したポイントを確認し、優良なリフォーム業者かどうかを見極めたうえで依頼しましょう。口コミ情報などもリサーチしておくと事前にどんな業者かある程度判断できるのでさらに安心です。

※1 住宅リフォーム事業者団体登録制度
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000090.html

※2 訪問販売によるリフォーム工事・点検商法
https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reformtenken.html

キッチン選びも重要!リフォームで知っておきたい4つの種類

キッチンリフォームで後悔しないようにするには、キッチンの種類とそれぞれの特徴を押さえておくことも大事です。ここでは、代表的なキッチンタイプとその特徴を4つご紹介します。

1.I型キッチン(壁付け)

壁付けのI型キッチンは、横一直線のもっともシンプルな形のキッチン。作業スペースやシンクなどが一列に並んでいて省スペース、かつ効率よく調理ができます。他のキッチンに比べて安い費用でリフォームできることもメリットです。

しかし、横長の形状となっているため、食器棚や冷蔵庫などの設置場所を事前にしっかり計画しておくことが必要です。

L型キッチン

アルファベットの「L」字にレイアウトされたL型キッチン。壁付け・対面式のどちらでも設置でき、コンロとシンクが90度に配置されるため、作業動線が短く効率よく調理ができるのがメリットです。

しかし、奥まったコーナーがデッドスペースになりやすく、I型と比べると設置には広めのスペースが必要となります。

ペニンシュラキッチン

「ペニンシュラ」とは、英語で「半島」を意味する言葉で、その名の通り、左右どちらかが壁に接しているキッチンのことを指します。片方が壁付けになるため、比較的省スペースで設置でき、調理をしながらリビング・ダイニングを見渡せ、家族との会話を楽しみながら料理ができます。

ただし、次に紹介するアイランドキッチン同様、リビング側からキッチンの作業スペースが見えてしまうため、来客に調理中の手元を見られてしまうことも。気になる場合は手元が隠せる腰壁付きのキッチンにするとよいでしょう。

アイランドキッチン

デザイン性が高く人気のアイランドキッチンは、多くのメーカーでトップモデルとして販売されています。「アイランド=島」という名前の通り、壁面から離れて独立した場所に設置されているため、開放感がありキッチンを大勢で取り囲むことも可能に。

しかし、開放感がある反面、キッチンが丸見えになるため、常にきれいな状態に維持することが必要です。本体価格がI型などに比べて高いうえに、間取り変更に伴う解体工事や給排水設備の移設、内装工事などが必要になることも。大規模なリフォーム工事になるため、他のキッチンに比べて高額な費用がかかることにも注意しましょう。

東京23区のキッチンリフォームは実績豊富なアールツーホームへ

失敗のないキッチンリフォームを行うには、失敗例を知り、事前に対策を考えたうえで、ショールームで実物を確認したり、実績のあるリフォーム業者に依頼したりすることが大切です。

アールツーホームは、「住宅リフォーム事業者団体登録制度」の登録団体である一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会に所属する、国土交通省の基準を満たしたリフォーム事業者。最長10年の自社保証に加え、リフォーム後、工事箇所に欠陥が見つかった際に、その欠陥を補修するためにかかった費用をお支払いするリフォーム工事瑕疵保険などにも加入していますので、安心してリフォームをご依頼いただけます。

私たちは、お客様の理想の暮らし方(ライフスタイル)を実現するために、まずはどんな暮らしがしたいのかをお客様と共にイメージすることから始めます。キッチンリフォームのノウハウが豊富な担当者が対応いたしますので、東京23区内でキッチンリフォームをお考えの方は、ぜひアールツーホームまでご相談ください!

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