みなさまこんにちは、R2HOME江東店です。

何年も使用して古くなった浴室をリフォームしたいと思う一方で、どれくらいの間お風呂が使えなくなるのか、気になる方も多いですよね。

この記事では、浴室リフォームの工事期間や作業工程についてお話しします。
実際にリフォームするときの参考になるよう、施工事例もご紹介しますので、「どんなお風呂にしようかな？」と想像しながらご覧くださいね。

お風呂には大きく分けて「在来浴室」と「ユニットバス」の2つの種類があり、どのようなリフォームを行うかによって工事期間も変動します。

在来浴室というのは、浴槽・壁・天井などをフルオーダーメイドで作るタイプの浴室です。戸建住宅や築年数の古いマンションに多く見られるのがこの在来浴室（在来工法による浴室）ですが、ユニットバスへの交換の際は、床の解体とコンクリートの基礎工事が必要です。

工事期間の目安は5～6日程度。後にご紹介するユニットバスの交換と比較すると、工事期間が長くなる傾向にあります。

ユニットバスからユニットバスへのリフォーム

ユニットバスのリフォームは、バスタブのみを交換する場合と、浴室全体を交換する場合で工期に違いがあります。バスタブのみ交換するリフォームは、作業範囲が狭いため1～2日程度で終わります。浴室全体を新しい製品に交換する場合は、3～4日程度が工事期間の目安です。ただし、バスタブ交換の場合、既存のユニットバスの製造メーカーにて交換メンテナンス用のバスタブが用意できる場合に限られるため注意が必要です。

在来浴室から在来浴室

お風呂のリフォーム工事は、費用面やお手入れの簡単さから、多くの方がユニットバスを選ばれます。しかしデザインの自由度の高さから、特に戸建住宅においてはユニットバスではなく在来浴室へのリフォームも人気です。

先述のとおり、在来浴室は浴槽・床・壁などをフルオーダーメイドで作り上げるタイプの浴室です。そのため古い在来浴室の解体から施工完了まで、おおむね2週間程度はかかると言われています。ただし工事内容や浴室の状態によっては、下地補修・防水加工などが追加で必要になるケースもあり、工期がさらに伸びることも少なくありません。

リフォーム時期によっても工期は変わる

上記でお風呂のリフォームにかかる期間の目安をお伝えしましたが、リフォーム時期によって工期が変動する点も押さえておく必要があります。リフォーム業界にも繁忙期というものがあり、夏のボーナスが支給されたあとの10月から年末にかけてと、年度末である3月にリフォームの発注が集中する傾向にあります。

繁忙期は職人さんが不足しやすいため、人手確保が間に合わずに工期が伸びる可能性があります。リフォームを急がない場合は、閑散期を狙って依頼することで、スムーズにお風呂のリフォームを進められます。また、お風呂の交換の段階でコンクリート基礎工事が必要な場合も、季節によって工期が変動する場合があります。

コンクリート基礎工事では、敷き詰めたコンクリートが乾いてからでないと、次の作業を進められません。湿度が高い夏や気温の低い冬は、コンクリートが乾くまでに時間がかかるため、比較的工期が長くなる傾向にあるのです。リフォームの工期を短くしたいのであれば、時期も考慮して計画を立てることをおすすめします。

お風呂リフォーム工事のスケジュールと作業内容

お風呂のリフォームにはまとまった日数の工事期間が必要です。あらかじめどのような手順で進められるかを知っておくことで、リフォーム計画を立てやすくなりますよ。

ここでは戸建て住宅に多く見られる「在来浴室からユニットバスへのリフォーム」と、マンションに多く見られる「ユニットバスからユニットバスへのリフォーム」を例に、作業工程を見ていきましょう。

在来浴室をリフォームする場合

在来浴室をユニットバスにリフォームする場合、下記のようなスケジュールで工事が進められます。

床コンクリート基礎工事が必要なリフォームでは、ユニットバスの組立て前に1日程度コンクリートを乾かす日を設けるのが一般的です。元の浴室の状態や時期によっては、上記よりもさらに工期が伸びる可能性があるということは押さえておきましょう。

ユニットバスをリフォームする場合

ユニットバスのリフォームは、在来浴室のリフォームと比較して短い工期で引き渡しまで完了します。

ユニットバスにはさまざまな形があり、同じメーカーの同タイプの製品に交換する場合と、異なるメーカーの製品に交換する場合では、工事内容や工期に差が出ます。比較的短い工期でリフォームが完了するユニットバスですが、オプションの内容によってはさらに工期が伸びることもあるため、余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします。

お風呂リフォームの施工事例

お風呂のリフォームにかかる期間がわかったところで、ここからは当社がこれまでに手掛けたリフォームの中から、戸建とマンションの事例をそれぞれご紹介します。

戸建住宅のお風呂リフォームの事例（商品：TOTO　WYシリーズ）

こちらのご家庭では、お風呂場が広すぎて使い勝手が悪いというお悩みでご相談に来られました。元々は広々とした在来浴室でしたが、お手入れの手間も考慮してユニットバスへの交換と、壁を作って浴室自体をコンパクトにするリフォームをご提案しました。

壁の新設が加わったこともあり、リフォームには2週間ほどかかりましたが、使いやすい広さの浴室と、保温性が高くお手入れのしやすい浴室を取り入れたことにより、リフォーム前よりも快適になったお風呂場にご満足いただけた事例です。