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2021/10/4

結露と乾燥 その対策 その先の健康について

結露と乾燥について
これからの季節、気になるのが乾燥ですよね。個人的に不思議に思っていたのが、
冬は乾燥しているのになぜ結露ができるのだろうということ。
ちょっと調べてみたところ、絶対湿度だとか相対湿度とかが関係しているようです。
どうやら、窓の周辺の空気が冷やされる事で結露ができるようです。

そこで対策ですが、

まずご自身でできることとして

①雨戸を締める。
②サーキュレーターなどで部屋全体の温度をできだけ均一にする。
③断熱フィルムを貼る。

の4つがあげられます。

また、それでは解決しない、見栄えを良くしたいという場合はやはり専門業者に
頼んで頂く事がおすすめです。

その場合、

①サッシをペアガラスの物へ交換する。
②内窓を取り付ける。
③調湿材(エコカラット/さらりあ〜と)を設置する。
④漆喰壁にする
⑤調湿性のある自然素材の壁紙(オガファーザー)+自然塗料デュプロン

などがあります。

①についてはマンションでは共用部になるので、難しいので、戸建の対策と
 なりますね。
②をすると窓枠の部屋内側は樹脂サッシになっているので、ガラスだけで
 なく枠の結露もかなり解消されます。
③は調湿だけでなく消臭交換も期待できるので、空間が小さいトイレなどに
 施工すると一石二鳥ですね。
④は施工範囲にもよりますが、壁全体を漆喰にすると家中調湿効果だけで
 なく、ホルムアルデヒドを分解するなどアレルギー対策もできるので1年
 を通して快適空間となりますのでおすすめです。
⑤については一般的な壁紙(ビニールクロス)と違っておがくずから作られ
 ている環境にも優しい紙クロスで調湿性に優れています。

最近よく耳にするサステナブルなリフォームですね。

結露でカーテンがカビてしまう前になんとかしたいものですよね。

さらに健康のことを考えるとカビというかシックハウス対策もしたくなり
ます。
せっかく専門家に頼むならワンランク上の対策をしたいものです。
そこで、先ほどさらっと登場しました漆喰についてですが、弊社ではスイス
生まれの天然漆喰(カルクウォール)を採用しており、アルプス原産の不純
物の少ない石灰石を原料に300年変わらない伝統製法で作られています。
アレルギーを引き起こす合成樹脂や化学成分を一切含んでおりませんので
赤ちゃんやアレルギーに弱い方でも安心できます。

もちろん安全性が高いだけでなく、夏は涼しく、冬あたたかい。
化学物質の嫌な臭いを吸着・分解します。
強アルカリ性なので、殺菌・防カビ効果も期待できます。

紙クロス(オガファーザー)はドイツの新聞紙の再生紙として木の製材時に
でるおがくずを使って作られています。
こちらは塗装用の下地材で、塗料も呼吸性のある自然健康塗料(デュプロン)
で塗装して仕上げます。
どちらも天然成分が主成分なので、化学物質の影響を心配せずに安心して使
用できます。
吸湿性も高いですが、天然由来の物なので、静電気が発生しないので、埃を
引き寄せません。
また、一度張り替えれば自然塗料でメンテナンスできます。

エコでサステナブルなリフォームに挑戦してみてください。

記事監修者:
2級建築士     越川一人

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