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”いろ”の視覚効果について
こんにちは、アールツーホーム大田店プランナーのIKEです。
さて、本日は ”いろ” の視覚効果についてお話しさせていただきます。
壁紙などの大面積を占める色の割合は、
「無難・飽きがこない」という消極的な理由から、
まだまだ白を選択される方も多い中…
私は気持ちまでグッと変えてくれる、色彩の取り入れをオススメしております。
おうちの中に大きな面積の”色”を取り入れるときに、
知っていて得する?視覚効果についてご紹介いたします。
色は 3つの要素≪色相・彩度・明度≫ の組み合わせで構成されます。
色相:いろあい
彩度:あざやかさ
明度:あかるさ
■隣り合う色との明暗のコントラストによる、「あかるさ」の見え方のちがい
中央のグレーの色の見え方について、
隣り合う色の「明暗のコントラスト」により
実際より明るく見えたり、暗く見えたりします。
■隣り合う色との彩度のコントラストによる、「あざやかさ」の見え方のちがい
中央の色の見え方について、
隣り合う色の「彩度のコントラスト」により
実際よりくすんで見えたり、あざやかに見えたりします。
■面積による「あかるさ・あざやかさ」の見え方のちがい
実際にその色が占める面積によっては、手元の小さいサンプルとは色が違って見えます。
特に壁紙の選定の際は注意が必要です。
■色による「奥行き感」のちがい
色の特性として、実際よりも前にでてみえる 進出色 と
逆に実際よりも奥行きのあるようにみえる 後退色 があるのをご存知でしたでしょうか。
進出色=暖色系の色 赤色やオレンジ色
後退色=寒色系の色 青や緑色
また、モノトーンの色は、色どりのある色(有彩色)よりも奥まって見えます。
これを利用して、ニッチやちょっとした引込んだスペースを
奥行を演出したり… 限られたスペースでいろんな工夫ができます。
ご参考まで、建材メーカーさんのインテリア カラーシミュレーションをつかって、
イメージを膨らませることもたのしいですね。
お部屋を見渡してみると、
壁紙以外にも、建具やウィンドウトリートメントも大きな割合を占めます。
実際には、照明の色合いなどでも見え方が大きく変わってきますので、
ぜひ私たちプランナーにご相談いただければと思います。
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