• 居室リフォーム
2019/3/19

これまでの常識を変えるフローリング!「ペルゴ」

ヨーロッパではスタンダードに使用している樹脂系フローリング

「ペルゴ」をご紹介します。

・樹脂系フローリング(※木ではありません。)
・見た目は限りなく本物に近い木目、石目をご用意
・摩耗・衝撃・擦り傷に強い表面保護シートタイプ
・床暖房にも対応可
・ワックス不要
・水に強い
・油汚れに強い
・厚さ4.5mm
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以上の特徴だけでも用途は広がるのですが、一番の特徴が・・・。

「ノリ」「クギ」を使わずはめ込むだけで施工ができる!

ということです。
今までのフローリングは下地に接着剤を塗ったフローリングを貼り、
サネにくぎを打ち込んで固定して張っていくというのが一般的でした。

が、この床材「ペルゴ」はサネとサネをはめ込む置き敷き施工という貼り方で、
上貼りに最適です。

私がこれをいいなと思ったのは
床暖房の入った防音フローリングの上からも貼れる!というところ!

マンションではごく一般的にある、下にクッション材の入った
フカフカする床「防音フローリング」ですが、この上に接着貼りで
床材を貼ることは、リフォーム業界ではご法度でした。

なぜなら、せっかく柔らかいクッションで衝撃を軽減させて防音性を保っている床に
上から固い板材を固定してしまっては防音効果を薄れさせてしまいますし、
下のクッションが動くのに、その上は固定してしまうと踏むときにパキパキ、ミシミシ
というような床鳴りが発生する原因にもなるからです。

そのために、いままでは床材をはがし、
はがすときにダメになってしまう床暖房のマットを交換し、
防音フローリングを張り直していました。

解体処分もかかりますし、床暖房のマットの交換費用もかさみます。
その問題が、この「ペルゴ」なら、
・床暖房対応なので、どの床でも使える。
・ノリ、クギを使わないので、防音フローリングの上からも貼れる
・厚さも4.5mmと薄いので上貼りでも高さの影響が少ないし、柔らかさに追従する。
以上からすべて解消できるのです!!

すごいですよね☆

デメリットとしては、
・接着で貼らないので、一気に張り上げないと動いてしまうことがある。
・家具を移動しながらおこなうとずれる可能性がある。
・壁際で床が浮かないように止めないといけないため、
壁際に見切りをつけるか、もしくは巾木を厚さのあるものにしないとならない。
・住みながらだとちょっと大変(笑)

以上です。

今まででは考えられない施工法の「ノリ、クギ不要式」のため、
抵抗がある方もいると思いますが、
床暖房が入っていて、防音フローリングだけど床材を変えたいという方には
耳寄りなお話かと思います。


是非、ご検討の一案にどうぞ。

記事監修:インテリアコーディネーター 大貫愛

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