• よくある質問・豆知識
2025/6/16

静電気をおさえて快適な冬を!

こんにちは。

12月と言えば、冬本番。

寒くて乾燥するこの季節に、とっても気になる

『静電気対策』をみなさまはどうなさっていますか?

私たち人間の身体を含め地球上の物体は

『プラス』『マイナス』の電気を持っています。

『プラス』『マイナス』の電気は、両方のバランスを

保つことによって安定していますが、

「摩擦」や「強い力」が加わると、安定度の弱い『マイナス電気』が

剥がれて取れてしまい、『プラス電気』だけが物質に残ります。

この状態を「帯電状態」と呼びます。
「帯電状態」で電気を通しやすいものに触ると、

マイナス電気を失った『プラス電気』は、

電気を通しやすい乾燥した空気を利用して、

金属部などに残る『マイナス電気』と結合しようとします。

その結合の瞬間に私達が静電気と呼ぶ「放電」が発生します。

静電気は、気候や環境によって発生率が変わり、

気温25度以下・湿度20%以下で起きやすくなるといわれています。

つまり、今の真冬の乾燥した時期こそが

静電気の発生しやすい季節なのです。

しかも、冬は寒いので衣類の重ね着をします。

「プラス+マイナス」の素材の衣類を重ね着することで、

静電気が発生しやすくなります。

例えば、(+)のウールのコートと(-)のアクリルのマフラーの

組合せです。 

同素材にするか、

ナイロンのコートとウールのマフラー

アクリルのセーターとポリエステルのコート

のようにすると、静電気は起こりにくいです。

冬によく着るフリースはポリエステル(-)なので、

セーターもポリエステル素材にします。

帯電しにくく肌にもやさしい綿素材の肌着を

選ぶと、保温の意味でも静電気防止にもいいと思います。。

綿やレーヨン、キュプラなどの素材は帯電しにくく、

帯電しやすい素材と組み合わせても静電気はあまり発生しません。

なので、「ウール+綿」「アクリル+綿」などは、静電気が発生しにくい

組合せと覚えておくといいでしょう。

服の着合わせで、静電気の発生を軽減させられます。

以下参考になさってください。
ZU
                                                     (参照 『静電気対策・静電気はなぜ起こる?』)

異素材同士の組み合わせは静電気が起こりやすくなります。

同じ素材同士なら帯電しづらく、綿素材は帯電しにくいので

重ね着のどこかに取り入れると静電気はおきにくくなります。

洗濯の際に柔軟剤を使用したり、

静電気防止スプレーも効果的です。

普段の生活の中では、次のことを心掛けましょう。

  • 空気中に放電する。
  • 何かにさわって放電させる。

何かにさわる際、特にドアノブなど金属性ものにさわるときは、

コンクリートの壁や木製の何かがあれば素手でさわった後に、

室内であればクロス(壁紙)でもいいのです!

車に乗る際は地面やアスファルトや石やレンガでもいいのです。

最後に、食生活を見直すことで静電気予防にもつながるため、

アルカリ性食品である“野菜”“豆類” “芋類” “海藻類”を

バランスよく取り入れてみましょう。

いろいろ工夫して、あまり気持ちの良いものではない『静電気』を抑えながら、

寒い冬を快適に過ごしたいものですね。

静電気をおさえて快適な冬を!

静電気をおさえて快適な冬を!

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