- よくある質問・豆知識
静電気をおさえて快適な冬を!
こんにちは。
12月と言えば、冬本番。
寒くて乾燥するこの季節に、とっても気になる
『静電気対策』をみなさまはどうなさっていますか?
私たち人間の身体を含め地球上の物体は
『プラス』『マイナス』の電気を持っています。
『プラス』『マイナス』の電気は、両方のバランスを
保つことによって安定していますが、
「摩擦」や「強い力」が加わると、安定度の弱い『マイナス電気』が
剥がれて取れてしまい、『プラス電気』だけが物質に残ります。
この状態を「帯電状態」と呼びます。
「帯電状態」で電気を通しやすいものに触ると、
マイナス電気を失った『プラス電気』は、
電気を通しやすい乾燥した空気を利用して、
金属部などに残る『マイナス電気』と結合しようとします。
その結合の瞬間に私達が静電気と呼ぶ「放電」が発生します。
静電気は、気候や環境によって発生率が変わり、
気温25度以下・湿度20%以下で起きやすくなるといわれています。
つまり、今の真冬の乾燥した時期こそが
静電気の発生しやすい季節なのです。
しかも、冬は寒いので衣類の重ね着をします。
「プラス+マイナス」の素材の衣類を重ね着することで、
静電気が発生しやすくなります。
例えば、(+)のウールのコートと(-)のアクリルのマフラーの
組合せです。
同素材にするか、
ナイロンのコートとウールのマフラー
アクリルのセーターとポリエステルのコート
のようにすると、静電気は起こりにくいです。
冬によく着るフリースはポリエステル(-)なので、
セーターもポリエステル素材にします。
帯電しにくく肌にもやさしい綿素材の肌着を
選ぶと、保温の意味でも静電気防止にもいいと思います。。
綿やレーヨン、キュプラなどの素材は帯電しにくく、
帯電しやすい素材と組み合わせても静電気はあまり発生しません。
なので、「ウール+綿」「アクリル+綿」などは、静電気が発生しにくい
組合せと覚えておくといいでしょう。
服の着合わせで、静電気の発生を軽減させられます。
以下参考になさってください。
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(参照 『静電気対策・静電気はなぜ起こる?』)
異素材同士の組み合わせは静電気が起こりやすくなります。
同じ素材同士なら帯電しづらく、綿素材は帯電しにくいので
重ね着のどこかに取り入れると静電気はおきにくくなります。
洗濯の際に柔軟剤を使用したり、
静電気防止スプレーも効果的です。
普段の生活の中では、次のことを心掛けましょう。
- 空気中に放電する。
- 何かにさわって放電させる。
何かにさわる際、特にドアノブなど金属性ものにさわるときは、
コンクリートの壁や木製の何かがあれば素手でさわった後に、
室内であればクロス(壁紙)でもいいのです!
車に乗る際は地面やアスファルトや石やレンガでもいいのです。
最後に、食生活を見直すことで静電気予防にもつながるため、
アルカリ性食品である“野菜”“豆類” “芋類” “海藻類”を
バランスよく取り入れてみましょう。
いろいろ工夫して、あまり気持ちの良いものではない『静電気』を抑えながら、
寒い冬を快適に過ごしたいものですね。












































