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ハウスメーカーでリフォームすると高い?リフォーム会社に頼んだほうがいいのか?
目次
マイホームを建ててから10年、20年と経つと、どうしても気になってくるのが住まいの劣化や間取りの使いづらさ。
そんなときに「そろそろリフォームを…」と考える方も多いでしょう。
その際に最初に頭をよぎるのが「ハウスメーカーに頼むか、それともリフォーム会社に頼むか」という選択です。
実際に「ハウスメーカーだと高くつくんじゃないか?」という不安の声もよく耳にします。
本記事では、ハウスメーカーでリフォームを依頼する際のメリット・デメリットを客観的に整理しながら、リフォーム専門店との違いにも触れていきます。
費用や品質、対応力など、後悔しない選択をするための参考となれば幸いです。
東京23区でのリフォームに関するご相談は、アールツーホームへお気軽にお問い合わせください!
ハウスメーカーでリフォームすると高い?
結論から言えば、「ハウスメーカーでリフォームを依頼すると、費用は高くなりやすい」という傾向があります。
すべてのケースがそうとは限りませんが、一般的に次のような理由から割高になることが多いのです。
1. 下請け・孫請け構造による中間マージン
ハウスメーカーがリフォームを請け負う場合、実際の施工は下請け・孫請けのリフォーム業者が行うのが一般的です。
そのため元請けであるハウスメーカーの取り分として中間マージンが発生し、結果的に見積もりが高くなることがあります。
2. 自社仕様へのこだわりがコストアップに
ハウスメーカーは独自の建材や仕様を採用していることが多く、「当社指定の部材でなければ対応できない」といったケースも見られます。
この場合は市場に出回っている汎用品よりも高価な素材を使うことになり、見積額が上がってしまう要因になります。
3. 担当者の営業スタイルによって差が出る
ハウスメーカーでは住宅営業がリフォームも兼任していることがあり、担当者がリフォームの専門知識を十分に持っていないケースも。
その結果、適正なプランニングができず、不要な工事や過剰な設備投資が見積もりに含まれてしまう場合があります。
ハウスメーカーでリフォームするメリット3つ
費用が高くなりがちというデメリットはあるものの、ハウスメーカーでのリフォームには独自のメリットも存在します。
ここでは代表的な3つのメリットをご紹介します。
1. 建物の構造や図面を把握している安心感
ハウスメーカーに依頼する最大の利点は、建物の構造や施工履歴、設計図面などを正確に把握していることです。
とくに築年数が浅い住宅であれば、図面データや工法の情報が詳細に保管されており、それをもとにリフォームを進めることができます。
たとえば耐震性を確保しながら間取りを変更したい場合でも、構造上の制約をふまえた安全なリフォーム計画が立てられるのは大きな安心材料です。
2. 住まい全体を長期視点で提案してくれる
ハウスメーカーは家全体の設計思想や設備の配置を熟知しているため、単発的な修繕にとどまらず、ライフステージの変化も見据えた提案が期待できます。
たとえば「10年後に子どもが独立する」「親との同居を検討している」など、将来的な暮らしを考慮したうえで、配線や断熱、収納の在り方まで一貫して設計してもらえるのが魅力です。
部分的な修繕ではなく、家全体の価値を保つ視点での提案が受けられるのは、ハウスメーカーならではの強みと言えるでしょう。
3. 保証制度が充実している場合が多い
ハウスメーカーでリフォームを行うと、メーカー独自の長期保証制度やアフターサービスが付帯することが多いのも特徴です。
たとえば防水や構造部分に関しては、一定期間の無償修理や点検が受けられるケースもあり、万が一の不具合に対しても安心して備えることができます。
とくに大規模なリフォームや性能向上リフォーム(断熱・耐震など)を検討している場合、こうした保証が付くことで心理的なハードルも下がるでしょう。
ハウスメーカーでリフォームするデメリット2つ
ハウスメーカーでのリフォームには安心感や一貫性という大きなメリットがありますが、その一方で、デメリットも見逃せません。
ここでは代表的な2つのデメリットを紹介します。
1. 費用が割高になりやすい
やはり最も大きなデメリットは、価格です。
前述のとおり、ハウスメーカーは実際の施工を下請け・孫請けに依頼するケースが多く、その分の中間マージンが費用に上乗せされます。
さらにメーカー独自の建材や仕様にこだわることもあり、一般のリフォーム専門店よりも同じ工事内容でも高額になってしまうことがあります。
たとえばキッチンや浴室の交換であっても、「標準仕様ではなく、当社指定品を使用することが前提」といった縛りがある場合、そのぶんコストアップに繋がります。
「せっかくリフォームするなら…」とあれこれ提案されるうちに当初の予算を大きく超えてしまう、というのもよくある話です。
2. 対応スピードや柔軟性に欠けることも
ハウスメーカーは組織としての体制がしっかりしている反面、手続きが煩雑だったり、柔軟な対応が難しかったりするケースもあります。
たとえば「壁紙だけ張り替えたい」「水栓を交換したい」といった小規模なリフォームでは、受付に時間がかかったり、打ち合わせから工事までに数週間〜数ヶ月かかることもあります。
また要望に対して「会社の規定で対応できない」と断られることもあり、地域密着型のリフォーム専門店のようなフットワークの軽さを期待するのは難しいことがあります。
リフォーム専門店でリフォームをお願いした方がいい理由
ハウスメーカーには安心感という強みがある一方で、費用や対応の柔軟性に課題が残ることも。
一方でリフォーム専門店には「価格」「対応力」「地域密着」という視点で、魅力的な特徴があります。
ここではリフォーム専門店を選ぶべき理由を詳しくご紹介します。
1. コストパフォーマンスが高い
リフォーム専門店の最大の魅力は、費用の明確さと手軽さです。
ハウスメーカーのように中間マージンが発生しにくく、自社で直接施工するケースも多いため、同じ工事内容でも価格を抑えられる傾向があります。
またメーカーにこだわらず幅広い建材・設備の中から最適な商品を選べるので、予算に合わせた提案が可能です。
結果として、やりたいことを適正価格で実現しやすい点は大きなメリットとなるでしょう。
2. 小回りが利き、対応がスピーディー
「相談したいことがあるけど、電話をしても担当者がなかなかつかまらない…」
そんなもどかしさを感じたことがある方もいるかもしれません。
その点、リフォーム専門店は地域に根ざして活動している会社が多く、問い合わせから現地調査、見積もり、工事までの対応が早いのが特徴です。
特に「急ぎでトイレを直したい」「クロスの張り替えだけお願いしたい」といった軽微な工事にも柔軟に応じてくれるため、日常的な住まいの困りごとを気軽に相談できる存在になります。
3. 地域の特性や建物に詳しい
地元のリフォーム会社は、その地域特有の気候や住宅事情をよく理解しています。
たとえば東京23区であれば、狭小住宅の間取りの工夫や、近隣との騒音対策、道路事情を踏まえた工事スケジュールの調整など、エリアに合わせた対応力が必要とされます。
地域密着のリフォーム会社は、こうした点にも慣れており、スムーズに対応できる体制が整っていることが多いのです。
また近隣への配慮やアフターフォローもしっかりしているケースが多く、安心して長く付き合えるパートナーとして信頼できます。
【まとめ】東京23区でリフォームを検討中なら、ハウスメーカー系リフォーム会社のアールツーホーム(R2HOME)へご相談ください!
今回は「ハウスメーカーでリフォームすると高いのか?」という疑問を出発点に、「それぞれのメリット・デメリットやリフォーム専門店を選ぶ利点」についてご紹介しました。
ハウスメーカーは、住宅全体を把握したうえで長期的な視点で提案してくれる安心感がありますが、費用や対応の柔軟性には注意が必要です。
一方、リフォーム専門店は、コストを抑えつつスピーディーに対応してくれるなど、現実的なニーズに寄り添ったサービスが魅力です。
とはいえ、どちらか一方が正解というわけではなく、ご家庭の状況やリフォームの目的、そして大切にしたいポイントによって最適な選択肢は異なります。
そこでご紹介したいのが、ハウスメーカー品質とリフォーム専門店の柔軟性を兼ね備えた「アールツーホーム(R2HOME)」です。
アールツーホームは、ハウスメーカー系のノウハウを活かしながら、東京23区に特化した地域密着型のリフォーム会社として、多くのお客様にご支持いただいています。
設計提案から施工、アフターサービスまで一貫対応。
費用面のご相談はもちろん、住宅ローンや資金計画のアドバイスも行っていますので、「安心して任せられるリフォーム会社を探している」という方にぴったりです。
東京23区でのリフォームに関するご相談は、アールツーホームへお気軽にお問い合わせください!
アールツーホームがお住まいに合った最適なプランをご提案いたします。
事業部長
長田 大介
二級建築施工管理技士
住宅性能評価士(構造・耐震)
JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)
















































