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2025/5/26

住宅ローンは多めに借りるほうがいい?メリット・デメリットについて徹底解説!

住宅ローンは多めに借りるほうがいい?メリット・デメリットについて徹底解説!

住宅ローンの金額を決めるとき、「少し余裕を持たせて多めに借りたほうが安心なのでは?」と悩む方は多いです。

将来のリフォームや修繕などを視野に入れている場合には、まとまった資金を先に確保しておきたいと考えるのも自然なことです。

ただし借入金額を増やせば当然返済額も上がりますし、資金管理が甘くなる可能性もあります。

本記事では、多めに借りることのメリットやデメリット、注意点をわかりやすく整理しながら、後悔しない住宅ローン選びのヒントをお伝えします。

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住宅ローンは多めに借りるほうがいい?

住宅ローンは多めに借りるほうがいい?

住宅ローンの金額を決める際に「少し多めに借りておいたほうが安心」という声がある一方で、「返済が不安になる」といった懸念の声もよく耳にします。

まずはこの考え方の背景を見ていきましょう。

住宅購入以外にも資金が必要な時代

住まいの購入に加えて、将来的なリフォームやメンテナンスの費用まで見越して住宅ローンを組む方が増えています。

築年数が経つにつれて必要になる修繕や、ライフスタイルの変化に合わせた間取り変更などを想定すると、初めから資金に余裕を持たせた設計は現実的な選択といえます。

また金融機関の住宅ローン金利が低水準で安定しているため、「今のうちにまとめて借りておこう」と考える方も少なくありません。

将来的に別のローンを組むよりも、金利の低い住宅ローンでまとめて借りておくほうが、長期的に見て支払総額を抑えられる可能性もあります。

借りられる金額と返せる金額は別もの

金融機関が提示する「借入可能額」は、あくまで年収や勤務先、家族構成などの情報をもとに機械的に計算されたものです。

しかし実際の生活では教育費や医療費、老後の備えなどさまざまな支出があるため、借りられる金額と無理なく返済できる金額にはギャップがあるケースが多いです。

一時的な資金余裕を優先して多めに借りてしまうと、後々の家計に圧迫を与える可能性もあるため注意が必要です。

借入金の「使い道」が明確かどうかがカギ

住宅ローンを多めに借りるかどうかの判断は、「その資金を何に使うか」がはっきりしているかによって変わります。

たとえば数年以内に浴室やキッチンのリフォームを予定しており、その資金として借りておくのであれば、目的が明確なため、安心感もあります。

一方で「とりあえず余裕を持って借りておこう」という理由だけで金額を増やしてしまうと、使途不明のまま無駄遣いしてしまうリスクも否定できません。

関連記事: 実家のリフォームでローンは活用できる?リフォームローンを組む時の最大の注意点!

住宅ローンを多めに借りる3つのメリット

住宅ローンを多めに借りる3つのメリット

住宅ローンを多めに借りることにはリスクもありますが、条件次第では大きなメリットを得られる可能性があります。

ここでは注目すべき3つの利点を紹介します。

低金利でリフォーム費用をまかなえる

住宅ローンの最大の魅力は、他のローンと比べて金利が非常に低いことです。

リフォーム資金を将来的に別のローンで調達するよりも、住宅ローンに組み込んだほうが返済総額を抑えやすくなります。

たとえばリフォームローンは無担保のため金利が高くなりがちですが、住宅ローンの一部として借りておけば、金利が1%前後に抑えられることもあります。

同じ金額でも月々の返済額を軽くできるため、家計への負担を抑えられるでしょう。

将来的な支出に対する不安が減る

人生には予測できない出費がつきものです。

子どもの進学費用や突然の転職、医療費など、思わぬタイミングで大きな支出が発生することもあるでしょう。

こうした時に手元資金に余裕があれば心にもゆとりが生まれます。

住宅ローンは長期にわたって返済するものですから、途中で資金不足に陥らないよう備えておくことは大切です。

多めに借りたお金をすぐに使う必要がない場合でも、繰上返済に回すという選択肢があるため、柔軟に対応できる点も安心材料といえます。

手続きや融資の重複を避けられる

リフォームや修繕のたびに新たにローンを申し込むと、その都度、審査や手続きが発生します。

必要書類の準備や金利の確認、借入限度額の調整など、手間や時間もかかるものです。

住宅ローンにあらかじめリフォーム費用を組み込んでおけば、こうした二度手間を避けられます。

借入時にまとめて申請するだけで済むため、時間や労力を最小限に抑えることができます。

また複数のローンを同時に抱えると、毎月の支払管理が煩雑になるうえ、金融機関の評価にも影響する場合があります。

一括で借りておくことで、資金計画をよりシンプルに保てる点も魅力のひとつです。

住宅ローンを多めに借りる2つのデメリット

住宅ローンを多めに借りる2つのデメリット

住宅ローンを多めに借りることはメリットばかりではありません。

ここでは代表的な2つのデメリットについて詳しく見ていきます。

利息の支払総額が増える

借入額を増やすということは、単純に元金が大きくなるだけでなく、それに伴って利息も増えるという意味です。

いくら金利が低いといっても、借入額が数百万円単位で変われば、総返済額にも大きな違いが生まれます。

たとえば3,000万円の借入と3,300万円の借入では、金利1%・35年返済とした場合、トータルで数十万円〜100万円以上の差が出ることも珍しくありません。

これはリフォームなどの実費だけでなく、余分な利息を払い続けることになる可能性があるということです。

利息は毎月の支払いに含まれるため、月々の返済負担が上がれば、日々の生活費や他の支出とのバランスが取りづらくなる恐れもあります。

最終的にローン返済が生活の圧迫要因にならないよう、必要な金額を見極めることが重要です。

無駄遣いのリスクが高まる

借入金が多ければ、そのぶん使えるお金も増えます。

ただしその資金を計画的に使わなければ、思わぬ浪費につながる可能性があります。

「何となく余裕があるから」「将来のために借りたけど、今のうちに使ってしまおう」といった気の緩みは、せっかくの資金を本来の目的以外に使ってしまう大きな要因です。

結果として、いざ本当に必要な時に手元に資金が残っておらず、別のローンを検討せざるを得ないという悪循環にもなりかねません。

資金に余裕がある状態こそ、しっかりと使い道を決め、必要な場面が来るまで手をつけないという強い意志が求められます。

とくにリフォームなど将来の出費を想定して借りる場合は、目的を明確にしたうえで、資金管理の計画も同時に立てておくことが大切です。

関連記事: 親子間(親族間)売買で住宅ローンを通すことはできる?【結論: 条件によってはできる!】

住宅ローンを多めに借りる最大のリスクとは?

住宅ローンを多めに借りる最大のリスクとは?

住宅ローンを多めに借りると、返済計画や家計にゆとりが生まれるように感じるかもしれません。

その一方で見過ごせない大きなリスクも潜んでいます。

ここでは注意しておきたい最大のリスクについて解説します。

返済が生活を圧迫するリスク

借入額が多くなれば、当然ながら返済の負担も重くなります。

たとえば転職による収入減、病気による休職、物価の上昇などが起きた場合、余裕をもって借りたはずの資金が、急に家計を苦しめる要因へと変わることもあります。

とくに住宅ローンは長期間にわたり返済が続くため、数十年先までのライフプラン全体を見通しておかないと、後悔する結果につながります。

収入に変動がない前提で計画を立ててしまうと、家計の変化に対応できず、最終的に返済困難に陥るリスクも否定できません。

また予定よりも早く売却を検討する場合、ローンの残債が住宅の売却価格を上回ってしまう「オーバーローン」の状態になると、新たな生活のスタートにも大きな影響が出てしまいます。

借入額と向き合う姿勢が大切

「多めに借りておけば安心」という気持ちだけで借入額を決めるのではなく、その金額が本当に必要かどうかを冷静に見極めることが大切です。

リフォームを想定した資金であれば、必要なタイミングや金額、工事内容まで具体的に想像した上で資金計画を立てましょう。

余剰資金があることで心に余裕が生まれるのは事実ですが、その一方で、自制心や計画性がなければ簡単に家計を狂わせるリスクとも隣り合わせになります。

将来の安心のためにも、借入額の判断には慎重さが求められます。

【まとめ】東京23区での住宅ローンのことは、アールツーホーム(R2HOME)へお気軽にご相談ください!

【まとめ】東京23区での住宅ローンのことは、アールツーホーム(R2HOME)へお気軽にご相談ください!

今回は「住宅ローンは多めに借りるほうがいいのか?」について、メリットやデメリット、そして最大のリスクまで幅広く解説しました。

リフォームや将来の出費を見据えて多めに借りる選択には、資金のゆとりや金利面での利点がある一方で、返済負担や資金管理の難しさといったリスクも伴います。

アールツーホーム(R2HOME)では、リフォームを含めた資金計画や住宅ローンに関するご相談も承っております。

お客様一人ひとりのライフスタイルや住まいのご要望に寄り添い、最適なご提案をさせていただきます。

「将来のリフォームにどれくらい予算が必要?」「借入額の目安がわからない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にアールツーホームまでご相談ください。

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