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2025/3/31

住宅ローンはみんないくら払ってる?無理なく返済するためのコツを伝授!

住宅ローンはみんないくら払ってる?無理なく返済するためのコツを伝授!

住宅を購入するとき、多くの人が住宅ローンを利用します。

しかし「みんな毎月どのくらいの返済額なのか」「無理のないローン計画とは一体どのようなものなのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

住宅ローンは家計の負担を大きく左右するため、適切な返済額の設定が非常に重要です。

本記事では住宅ローンの平均返済額や年収別の目安を紹介し、無理のないローン返済のコツをお伝えします。

住宅購入を検討している方や、すでにローンを組んでいる方にとって、役立つ情報となるはずです。

住宅ローン計画に関するご相談は、アールツーホームへお気軽にお問い合わせください!

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住宅ローンはみんな月々いくら払ってる?

住宅ローンはみんな月々いくら払ってる?

住宅ローンを組んだとき、実際に毎月どのくらいの金額を返済しているのか気になる方は多いでしょう。

住宅の種類や購入形態、さらには借入条件によって月々の返済額には大きな違いがあります。

ここでは住宅の種類別に平均的な返済額を詳しく見ていきましょう。

住宅の種類別にみる平均返済額

住宅ローンの返済額は、購入する物件の種類によって大きく異なります。

例えば新築の注文住宅と中古のマンションでは、借入額や返済期間に違いがあるため、毎月の支払い額も変わってきます。

国土交通省の調査によると、住宅の種類ごとの平均的な返済額は以下の通りです。

  • 注文住宅(新築)を購入した場合|月々の返済額は約14.5万円
  • 分譲戸建住宅を購入した場合|月々の返済額は約10.55万円
  • 分譲集合住宅(マンション)を購入した場合|月々の返済額は約12.34万円
  • リフォームを伴う住宅購入した場合|月々の返済額は約6.3万円

新築の注文住宅は購入価格が高くなるため、ローンの借入額も増え、月々の返済額が高くなりやすいです。

一方で中古住宅やリフォームを前提とした住宅購入では、比較的低額なローンで済むケースが多く、毎月の負担も抑えられます。

購入形態による返済額の違い

同じ住宅でも、新築か中古かによってローン返済額は大きく異なります。

特に新築物件は販売価格が高めに設定されていることが多く、その分ローンの借入額も増えます。

そのため新築住宅を購入する場合は、より慎重な資金計画が必要です。

また住宅の立地や広さによっても、毎月の返済額に差が出ます。

都市部の物件は土地の価格が高いため、必然的にローンの負担が増えます。

一方で郊外や地方の物件は土地の価格が抑えられるため、比較的手頃な金額で住宅を購入できるケースも多いです。

中古住宅を購入する場合、購入費用が抑えられる分、月々のローン返済額も低くなりやすいです。

しかしリフォーム費用が発生する可能性があることも考慮しなければなりません。

そのため購入前に住宅の状態をしっかり確認し、長期的な費用を見据えた計画を立てることが大切です。

住宅ローンの返済額は個々の条件によって異なる

住宅ローンの月々の返済額は、住宅の種類や購入形態だけでなく、借入金額や金利、返済期間などの条件によっても変わります。

特に金利の違いによる影響は大きく、固定金利と変動金利では、長期的に見たときの総返済額が大きく異なることがあります。

また頭金の有無も月々の返済額に影響します。

頭金を多く用意できれば、その分ローンの借入額が減り、毎月の支払い負担も軽くなります。

一方で頭金をほとんど用意せずにフルローンで借入れる場合は、月々の返済額が高くなる傾向があります。

関連記事: 実家のリフォームでローンは活用できる?リフォームローンを組む時の最大の注意点!

住宅ローンの貸付機関はどのくらいある?

住宅ローンの貸付機関はどのくらいある?

日本には多くの金融機関があり、それぞれが独自の住宅ローン商品を提供しています。

以下では、主な貸付機関の種類と特徴について詳しくご紹介します。​

都市銀行

都市銀行は、全国規模で展開している大手の銀行で、信頼性と安定性が高いとされています。

​主な都市銀行としては、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行などが挙げられます。​

これらの銀行は、多様な住宅ローン商品を取り揃えており、金利タイプや返済プランも豊富です。​

また全国に支店があるため、相談や手続きがしやすいのも特徴です。​

地方銀行

地方銀行は、特定の地域に根ざした銀行で、地域の特性や顧客のニーズに合わせたサービスを提供しています。

​例えば北海道銀行(北海道)、北洋銀行(北海道)、青森銀行(青森県)、岩手銀行(岩手県)などがあり、各地域で強い存在感を持っています。

​地方銀行は、地元の不動産事情や経済状況を熟知しているため、地域密着型のサービスが期待できます。​

ネット銀行

近年、インターネット専業の銀行、いわゆるネット銀行も増えてきました。​

主なネット銀行としては、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ソニー銀行、auじぶん銀行などがあります。

​これらの銀行は、店舗を持たない分、コストを抑えたサービスを提供しており、金利が低めに設定されていることが多いです。

​またオンラインで手続きが完結するため、忙しい方にも便利です。​

信用金庫・信用組合

信用金庫や信用組合は、地域の中小企業や個人を主な対象とした金融機関です。​

例えば八千代信用金庫(東京都)、尼崎信用金庫(兵庫県)などがあります。

​これらの機関は、地域社会への貢献を重視しており、地元の顧客に寄り添ったサービスを提供しています。​

大手銀行にはない柔軟な対応や、親しみやすさが魅力です。​

モーゲージバンク

モーゲージバンクとは、住宅ローン専門の金融機関を指します。

​日本モーゲージサービス(東京都)やファミリーライフサービス(東京都)などが該当します。

​これらの機関は、住宅ローンに特化した商品を提供しており、専門的なアドバイスやサポートが受けられるのが特徴です。​

労働金庫(ろうきん)

労働金庫は、労働組合や生協などが出資して設立した非営利の金融機関です。​

中央労働金庫(東京都)や近畿労働金庫(大阪府)など、各地域に存在します。​

非営利組織であるため、利用者に有利な金利や手数料設定がされていることが多いです。​

また労働者の生活支援を目的としているため、安心感があります。

世帯年収別の住宅ローン平均返済額はいくら?

世帯年収別の住宅ローン平均返済額はいくら?

住宅ローンを組む際に最も気になるのが、「自分の収入に対してどのくらいの返済額が適切なのか」という点ではないでしょうか。

住宅ローンの返済額は、年収や生活費とのバランスを考えながら決定する必要があります。

ここでは世帯年収ごとの住宅ローンの平均返済額を見ていきましょう。

世帯年収別の住宅ローン平均返済額

住宅ローンの返済額は、借入額や金利、返済期間によっても異なりますが、一般的な目安として、以下のようなデータがあります。

  • 年収300万円→月々の返済額約5万円(返済負担率20%)
  • 年収400万円→月々の返済額約6.6万円(返済負担率20%)
  • 年収500万円→月々の返済額約8.3万円(返済負担率20%)
  • 年収600万円→月々の返済額約10万円(返済負担率20%)
  • 年収700万円→月々の返済額約11.6万円(返済負担率20%)

このように、世帯年収が上がるにつれて、借入できる住宅ローンの金額や返済額も増えていきます。

しかし、年収が高いからといって必ずしも高額なローンを組むのが正解ではないことも覚えておきましょう。

住宅ローンの返済額は慎重に決めよう

住宅ローンは長期間にわたる大きな支出となるため、「とにかく高額な家を購入したい」という考えだけで決めるのは危険です。

無理のない範囲での借入を心がけ、家計に余裕を持たせることが重要です。

住宅購入後も固定資産税や住宅の維持費、修繕費などが発生するため、住宅ローンの返済額は慎重に決定しましょう。

月々の住宅ローンを無理なく返済するための3つのコツ

月々の住宅ローンを無理なく返済するための3つのコツ

住宅ローンは長期間にわたる大きな支出となるため、無理のない返済計画を立てることがとても重要です。

しかし「毎月の返済がギリギリになってしまう」「将来の支払いが不安」と感じている人も少なくありません。

ここでは住宅ローンを無理なく返済するための3つのコツを紹介します。

1.返済負担率を適切に設定する

住宅ローンの返済を無理なく続けるためには、「返済負担率」を意識することが大切です。

返済負担率とは年収に対する年間のローン返済額の割合を指し、一般的に20〜25%以内に抑えるのが理想とされています。

例えば年収500万円の人が住宅ローンを組む場合、以下のようになります。

  • 返済負担率20%なら年間100万円(月々約8.3万円)
  • 返済負担率25%なら年間125万円(月々約10.4万円)

このように負担率を低めに設定すると、生活費や貯蓄に余裕を持たせることができます。

無理のない返済計画を立てるために、収入や支出を細かくシミュレーションし、適正なローン額を決めましょう。

2.将来の支出を見据えた返済計画を立てる

住宅ローンを組む際には、現在の家計だけでなく、将来的な支出の増加も考慮することが重要です。

特に子どもの教育費や車の買い替え、家のリフォーム費用など、長期的な出費が発生することを忘れてはいけません。

例えば以下のような費用が将来的にかかる可能性があります。

  • 子どもの進学費用(大学進学時には数百万円が必要)
  • 車の買い替え(約200万円〜300万円)
  • 住宅の修繕費(外壁塗装や屋根の補修で100万円以上かかることも)

また定年退職後の生活費も考慮し、退職時にローンの残債が少なくなるような返済プランを立てると安心です。

「今払える額」ではなく、「将来も無理なく払える額」を意識して返済計画を立てましょう。

3.金利タイプや返済方法を慎重に選ぶ

住宅ローンにはさまざまな金利タイプや返済方法があり、選び方によって返済総額や月々の負担が大きく変わります。

金利タイプには固定金利型変動金利型の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

固定金利型の特徴

  • メリット:金利が一定なので、将来の金利変動リスクがない
  • デメリット:変動金利に比べて初期の金利がやや高め

変動金利型の特徴

  • メリット:固定金利よりも金利が低く、月々の支払いが抑えられる
  • デメリット:金利が上昇すると、返済額が増えてしまう可能性がある

また住宅ローンの返済方法には元利均等返済元金均等返済があります。

  • 元利均等返済:毎月の支払い額が一定なので、家計管理がしやすい
  • 元金均等返済:初めのうちは支払い額が大きいが、元金が早く減るため利息の負担が少なくなる

ライフプランやリスク許容度を考え、自分に合った金利タイプと返済方法を選びましょう。

住宅ローンの返済は計画的に

住宅ローンは長期間にわたる支払いとなるため、無理のない返済計画を立てることが成功のカギとなります。

返済負担率の適正化」「将来の支出を考慮した資金計画」「金利タイプや返済方法の適切な選択」の3つを意識することで、安心して住宅ローンを返済していくことができます。

無理のないローン計画を立てて、快適な住まいを手に入れましょう。

関連記事: 親子間(親族間)売買で住宅ローンを通すことはできる?【結論: 条件によってはできる!】

【まとめ】住宅ローン計画に関するご相談は、アールツーホーム(R2HOME)へ!

【まとめ】住宅ローン計画に関するご相談は、アールツーホーム(R2HOME)へ!

今回は、「住宅ローンの平均返済額や返済期間、無理のない返済計画を立てるためのポイント」について詳しく解説しました。

住宅ローンは長期にわたる大きな支出となるため、適切な返済額の設定や将来の支出を考慮した計画が重要です。

無理のない住宅ローンを組むためには、返済負担率を意識し、金利タイプや返済方法を慎重に選ぶことが大切です。

アールツーホーム(R2HOME)では、住宅ローンの計画からリフォームまで、お客様一人ひとりの状況に合わせたご提案を行っております。

安心して住宅ローンを組みたい」「リフォーム費用の相談をしたい」という方は、ぜひアールツーホームにお気軽にご相談ください。

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