トイレは個室という固定概念を取り払い、自身の使いやすさを優先

文京区水道Y様邸

Data
  • トイレ
    • 築年数:10年
    • 構造:鉄筋コンクリート造
    • 工期:約2週間
    • 工事面積:7平方メートル(トイレ・浴室・洗濯機置き場含む)
    • 工事費用:トイレ:45万円 浴室・洗面:218万円

以前、トイレはバスルームの隣りに独立してありましがが、トイレに行くときドアを開け閉め、
洗面所に行くときには別のドアを開け閉め、とそれが面倒だと感じていたそうです。
そういえばホテルはバスルームとトイレが一体になっていて機能的です。そして目指すはスタイリッシュな空間。さて、いかがでしょう。

トイレ&バスルーム

トイレと脱衣所、バスルームを一つの機能的な部屋としてとらえ、全体のテイストを合わせました。一体感を持たせるために、バスルームの扉を透明に。
中が見えること最初は多少の躊躇もあったそうですが、結果的にトイレもバスルームもどちらも狭苦しくなく、これで正解でした。

トイレはスポット照明

トイレや脱衣所は空間全体を明々と照らす必要はありません。そこでダウンライトを、真下だけを強調して照らすピンスポットにしました。
この照明が、日常的な空間をスタイリッシュに変身させてくれます。

トイレ&脱衣所

洗面カウンターや、写真には見えていませんが右側にある収納の木の扉に合わせて、床の色を選択。脱衣所でもありますが、
トイレ空間としてはあまり物を置かずにすっきり使用したいもの。隠す収納で細々した物は一箇所にまとめ、洗面カウンターもシンプルな仕様にしました。

洗面カウンター

最近、人気の収納がないタイプのシンプルな洗面カウンター。反対側に大型収納があり、鏡の裏にも小物が収納できるので、
カウンター下にまで収納は必要なし、と判断。すっきりとスタイリッシュ、掃除がしやすいのもうれしいところです。

リフォーム前の課題

リフォームに至った理由はお施主様が海外暮らしから
日本に戻ってこられる機会に、自分好みの住まいに
リフォームをしようと考えた為です。

3in1の水廻りは海外生活の影響もあれど
いちいちトイレと洗面室を行き来するのに
扉を開けるのが面倒…。という女性ながらも
ワイルドなご希望があったためです。

洗濯機置き場を隠す扉は解放時には
収納脇に収まるつくりになっております

ここを学べ!

もし10年近く前のトイレを使っているなら、リフォーム検討の余地あり。防汚、節水、除菌など、最新トイレの機能には目を見張るものがある。

一覧へ戻る