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浴室・洗面リフォーム

ウォーターハンマー現象にご用心

ウォーターハンマー現象って聞いたことがありますか?

キッチンや洗面化粧台の水栓を締めたあとに水道管から「ゴン!」と鳴る衝撃音。

それがウォーターハンマー現象です。

水道管内部には水道水やお湯が水圧のかかっている状態で充満しています。

水栓を開ければ、水道管内部に充満していた水が蛇口から放出されます。

水栓をすばやく締めれば、水道管内から流出していた水の流れが急にせき止められる状態になり、水道管内部の水の圧力が急上昇して発生します。

ウォーターハンマー現象を放っておくと、水道管の継ぎ手部分や劣化部分に損傷を与え破裂の危険さえあります。

従来からある水道の蛇口には上部にバルブが付いていて、そのバルブをグルグル回すことにより水道管から出る水量を徐々に弱めていました。

この法式であれば、ウォーターハンマー現象は起こりにくいと言えます。

近年、水廻り水栓では指の先でグルグル回すバルブ法式のものは採用される頻度が少なくなってきています。

最近採用される頻度が高い水廻り水栓を見てみますと、

レバー水栓・・・キッチンや洗面化粧台で使用される水栓でレバーの上げ下げをすることですばやく水の開閉をおこなえます。

タッチ水栓・・・キッチンや洗面化粧台で使用される水栓でボタンを押すことですばやく水の開閉をおこなえます。

自動水栓・・・キッチンや洗面化粧台、トイレの手洗い器で使用される水栓で吐水口の下に手を差し出したり手を遠ざけたりすることにより、水栓内部の温度センサーが反応してすばやく水の開閉をおこなえます。

サーモスタット水栓・・・主に浴室で用いられる水栓で、上に回せばシャワー、真ん中に回せば閉栓、下に回せばカランといったように90度回ずつ回すことにより、すばやく水の開閉をおこなえます。

洗濯水栓・・・最近では、上に回せば開栓、横に回せば閉栓といったように90度回ずつ回すことにより、すばやく水の開閉をおこなえます。ストッパー機能も付いていて洗濯ホースが外れた場合にも自動ですばやく閉栓してくれます。

便利な時代になりましたが、ここで問題なのは最近主流の水栓はすばやく水の開閉をおこなえる点にあります。

すばやく水の開閉をおこなえることによりウォーターハンマー現象が頻発しています。

古い水道管のままではウォーターハンマーに耐えられないほど劣化している水道管が多々見受けられます。

リフォームで水廻り工事をおこなう際、ウォーターハンマー現象によるトラブルを回避するために給水管、給湯管などの水道管の更新を是非ともご検討いただきたい。

二級建築士・1級建築施工管理技士 鹿野 光男

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